newきみちゃんから渾身のレポート、感想が届きました!
🔷かめありリリオホール🔷(葛飾区)
11月28日 13時30分開演
アンコール
♪群青 ♪グラナダ
コロナ禍で断念せざるを得なかった全国ツアーをついに開催する事ができ、
今回で8ケ所目。ファイナルの「感謝の音返しツアー」に行って来ました。
恩返し→音返し。。。洒落ていますね
1部
榛葉さん 🎹幸央さん
感想
初めて伺う亀有駅すぐのリリオホールは、客席が傾斜になっていて
とても見やすい8列目、最高の席でした。
榛葉さんもピアニストの幸央さんも、タキシードでビシッと決めています。
今年の3月に王子ホールで行われた”My Favorite Songs”と重なる曲も
多いのですが、ファンの方が「こころの歌」を見てリクエストして下さる
曲だそうです。
今回はレポを書く予定では無かったのですが、榛葉さんの熱唱ぶりに圧倒され
途中からメモをしたので、オープニングのオー・ソレ・ミオは、いきなり
歌い出したのだったか、ご挨拶されてからだったのか、どうしても
思い出せません。
オーソ~~~レの所は僕が勝手に伸ばしているのであって、
楽譜には書いてありません。
🎹アハハ、あれが正解だと思われたら、伸びてないのを聞いた人は
伸びてないぞと思ってしまいますね(´∀`)
城ヶ島の雨
「こころの歌」の番組で、城ヶ島を巡る旅に行かせてもらい、利休鼠の色や、
雨を真珠に例えるなど詩の奥深さを感じ、また情景を自分の目で見て更に
この曲への思い入れが深くなりました。
落葉松
同じ歌詞が何回も繰り返され、楽譜には音楽記号が詳細に書かれていて、
音に対するこだわりをとても感じる曲です。
これからも、より楽譜を読み解いて歌って行きたいです。
もともとは合唱曲として作られた曲ですが、私はソロの方が好きです。
澤田さんのソロも大変素晴らしく感動したのが先月の事ですが、幸央さんの
伴奏もとても素敵で、榛葉さんの、楽譜に忠実で情熱的な歌い方も素晴らし
かったと思います
幸央さんは、1曲1曲終わる度に、こちらを向いて笑顔で会釈し、立ち上がり
マイクを持って会話に加わります。
幸央さんは国立音大大学院を卒業後、ドイツのケルンに4年間留学。
帰国後、榛葉さんと組んで早12年経つそうです。榛葉さんにとって、
幸央さんが伴奏してくれた大学3年のテストが1番成績が良かったとか
高原列車は行く
古関裕而は童謡、歌謡曲、演歌、軍歌、応援歌、校歌など5000曲も
作曲していてヒット曲も大変多いです。
「こころの歌」でバリトンからテノールになり立ての頃にこの曲を任され、
いつも爽やかに楽しく歌いたいと心掛けています。
3月の時は、歌が始まると手拍子は控えめになっていましたが、今回は伴奏中
は全員一斉に手拍子し、歌になるとスッと消えるの繰り返しで、歌はしっかり
聞きたい、歌の邪魔はしたくないというファン心理が徹底していました
榛葉さんもその様子には驚いていました。
イヨマンテの夜
🎹当時、僕はこの曲を知らなかったので、イヨマンテ?何語?と思っていた
けど、豪快な曲なのでクラシック歌手も歌っていいと思いました。
アイヌ語で熊祭りという意味ですね。テノール用にkeyを上げて歌います。
フォレスタでは澤田さんと大野さんが歌われる出だしの掛け声は、当時の
伊藤久男さんを彷彿とさせる歌い方でした。
長崎の鐘
現在、世界情勢が不安定ですが、平和への祈りはいつの時代も変わりません。
歌い手に出来る事は少ないかもしれないけど、歌い継いで行きたい。
「ハーモニーコンサート」(榛葉さん、今井さん、川村さん、佐和子さん、
静さん、彩さん、濱野さん)の時、ピアノの濱野さんが編曲された伴奏を
幸央さんが弾かれましたが、とても凝った素敵な伴奏で、榛葉さんの
鎮魂歌も、より一層深みを増したように聞こえました。
2部
ふるさと
上を向いて歩こうの2曲は、榛葉さんがステージを周りながら
会場全員での大合唱になりました。
幸せなら手をたたこう
手、足、肩、最初からを皆さんで楽しく賑やかに行いました。
音返しコーナー
次の3曲の中から1曲を拍手の多さで決めましょうと言う事で、
カタリカタリ
イムジン河
君は薔薇より美しいを拍手投票しました。
私はカタリカタリに拍手しましたが、2対4対4の多さだったので、
「う~ん、カタリカタリではない事は決定しましたが、2択でもう1度
やりましょう。」
私はイムジン河を拍手しましたが、これまたどちらも大きな拍手で微妙。。。
榛葉さんと幸央さんのアイコンタクト、大サービスで両方とも歌って
下さいました
イムジン河は朗々と、
君は薔薇~は溌剌と、3月の時にも書きましたが
とにかく全て完璧で、全くぶれません。
ご当地ソング
東京ブギウギ
やっぱりフォレスタメンバーは朝ドラのブギウギは見ているようです。
東京ラプソディー
ピアノの間奏がカッコ良く、2曲ともテンポの速い曲ですが、歌詞もスラスラ
と淀みなく本当に楽しそうに歌っていました。
榛葉さんの息継ぎは本当にお見事ですが、あの音程の良さは何なのでしょう
耳も良く、遺伝もあるのでしょうけど、やっぱり自己練習の賜物ですかね
誰も寝てはならぬ
僕、オペラ歌手なんです、と言って笑わせてくれましたが、やっぱり私は
オペラアリアを歌う榛葉さんが1番好きです。
歌謡曲も勿論大変お上手ですが、ソロで聴きたいのはやっぱり本職のクラシック、
本人が1番自信のあるオペラアリアやカンツォーネが聞きたいので、特に
重厚でダイナミックなこの曲が聞けて幸せでした
小さな祈り
コロナ禍で、会いたい人達に会えなくなった自分の気持ちを、
素直に曲として届けたく思い書いた詩です。
一緒に歌いましょうと合唱団の部員を募集したら、30名も集まってくれました。
四国から通って下さっている方もいます。
白と黒の衣装で揃えた「ヘーゼル合唱団」の皆さんがバックに並び、
コーラスと共に榛葉さんが心を込めて感動の面持ちで歌われ、
拍手が鳴り止みませんでした
🎹僕にとってもオリジナルの曲になりました。
アンコール 群青
谷村新司さんの亡くなられた日は、奇しくも僕の誕生日でした。。。
幸央君が映画の中から楽譜を起こし編曲し、谷村さんご本人にも許可を
頂いています。
幸央さんはどの曲もあまり表情を変えず、派手な動作も無く
淡々と弾いて行きます。
澤田さんのまるまる1曲ソロは聞いた事がないので、何ともわかりませんが、
榛葉さんはこの曲に、相当な思い入れがあるのでしょう。
音返しツアーが無事に終幕を迎える喜びと、一抹の寂しさも入り交ざっていた
かもしれません。
本当に素晴らしい圧巻の歌唱でした。
幸央さんの演奏も、彩さんのそれとはまた違う悲しみ深いドラマチックな演奏
でした
感動の大拍手で終演かと思いきや、もう1曲
グラナダも大サービスです。
フォレスタのステージで歌っていた時の姿が、嫌でも思い出されます。
全曲ノーマイクで完全暗譜で、水も飲みに戻りません。
歌詞が詰まったり、声がひっくり返ったり擦れたりしません。
榛葉さん、恐るべしです
音返しツアーの大成功、本当におめでとうございます
時間が足りなくなってしまったので、ステージ上の写真だけで、
お見送り時のツーショット等は無しというお約束になりました。
疲れも見せず笑顔でお見送りして下さり、お水も飲まずに凄いですねと
言ったら、「まだまだ大丈夫ですよ」と満面の笑みで返してくれました(*^▽^*)
今後のご活躍も心から応援させて頂きます
本音は、フォレスタのステージに帰って来てほしですが・・・
榛葉さんの熱狂的ファンの方々には、間違いだらけの物足りないレポに
なってしまっているかと思いますが、どうぞご容赦下さいませ。
おしまい
」
写真の掲載は了解を頂いております。