2021年春 畑を耕し始めました
畑とお庭のお話しと
日々の暮らしの中での出来事の記録です
season2
2月2日（木）
❄️
0℃/3℃
今年度の秋 豊作の庄内柿
祖母に食べさせてたくて干し柿を作りま
した
干し柿を食べれるの、もう今年で最後かも
しれないしね
祖母を看取る為わが家に迎え入れてから
間もないこの時期、仕事に家事、介護に
畑仕事、退院後の夫の健康管理や子供達
の受験に向けての色々な予定で正直いっ
ぱいいっぱいでとっても疲労困憊してい
ました
あの時は結構しんどかった
なぁ
今では笑って言える
でもこの時はただみんなが笑っている顔
を見たくてひたすら走り回っていました
無理したってやれる事は全部やろう
だから祖母が旅立った後、こんなに
スッキリしているのは一生懸命やれる事
をやりきったからだと信じています
隙間時間を利用しての干し柿作り
一度にできなかったから毎日少しずつ
皮を剥いては干し、剥いては干し、数日
がかりで60個ほど
カビ防止に焼酎スプレーしました
こちらの冬の入り口の季節は雨が多くて
湿度が高いんです
そして雨が次第にみぞれやあられに変わ
って雪になる❄️
月日は巡りやっとここまでたどり着いた
のは祖母が旅立った後でした
祖母も干し柿の完成を楽しみにしていま
した
食べさせてあげたかったなぁ
お仏壇にお供えしてきましたが
「死んだら食べれないから生きてるうち
にいっぱい食べるんだ」って元気な頃
祖母がよく言っていた事を思い出して
食いしん坊だったなって苦笑いしました
昔祖父母は2人でいつも大量に干し柿を
作っていました
お座敷にシートを引いて2人で何百個も
作っていたのを思い出します
あの時は私も若くて干し柿なんて！って
食べようともしなかった
もっと味わって食べておけばよかったな
祖父母が作る白い粉を吹いた干し柿は
今となっては幻の一品です
あれ
粉を吹いている
これに気づいたのはほんのちょっと前
おすそ分けしようと思って外の物置小屋
に保管していた干し柿を見に行った時
中の糖分が染み出して白い粉が表面を
覆ってきていました
これ絶対に祖母が「んめ
んめ」
するやつじゃん
もう少し長生きしてたら食べれたのに
残念
私達で全部食べるからね
今年の干し柿 甘くてほっぺたが
落ちそうでした〜
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