ぐるぐるうずまき周回だから、記憶が曖昧なんだけど…


周回コースだと、速い人達に抜かされる楽しみがある。

一番最初に誰に抜かされるんだろう。ワクワク。

多分私の2周目。


湖沿いの木々が生い茂っている辺り。


まず来たのはTKGさん。

男性ばかり4人くらいで走り去って行った。

エールをと思ったけれど、わざわざ振り向いての対応にわずかでも時間を割かせるのが申し訳ない「その人達に負けるな〜がんばれ〜!!」心の中で叫ぶ。


と言う事は次は後輩くん…


少しすると「さくらさん!

背後から後輩くんが声をかけてくれた。


ほんの少し前にライバルさんがいる事

言うべき?言わないべき?となんか変な気を使っている間に走り去って行く後輩くん。


私、3周目。

アレ!?さっき爽快に抜き去っていったTKGさんがぶーちゃんとりんさんといる。と言う事は…DNF??

まさか昨夜の飲み過ぎ?



この人のせいで!?

やだ、せっかくの上級走者をアセアセ


真相がわからないまま私は3周目へ。(実際は腰を痛めたそう。お大事にアセアセ

向かい風と雨ですっごく寒いガーン


相変わらず霧のメロディライン。


集団の足音が聞こえたので、チラッと振り向くと

さきこさん!!

男性3人くらいを従えてガシガシ上っていく。

カッコいい目がハートエールを送ると

「さくらさん、良いペース頑張って」と。

次第に霧の中に消えて行った。


3周目も歩かず上りきり、あらそろそろカレーのお時間?

微妙な時間11:20

あと10分しないと出てこないじゃない…

ここはヤクルトとぐるぐるシュークリームみたいのと梅干しで先に進む。

前の方にジルさん発見!!

背が元々高い上にビールマン被っているから、デカいデカい!!


なかなか距離が縮まない。


この辺りで足底筋膜炎の痛さが気になる様に。

左足がそれをかばう走り方をしていることに気づく。これダメよね。左もおかしくなる。



地面接地時間のバランスだって。足底筋膜炎の右はどうしても蹴り上げる時痛くて、接地時間が長くなる。

「どうする?私?3周でやめる?でもその他はすこぶる調子良いから、もったいないなぁ。どうしよう…」


その時

「さくらさん!!


takeshiさんにお声がけ頂き颯爽と抜かれた。

こんな平凡な服装で、良くわかったなぁ〜

ありがたいわ〜


前方のビールマンをロックオン。ちょうどお店がたくさんある所辺り。私とジルさんの間には誰もいない。

体調いまいちのジルさんはどうするんだろう?


もうすぐ追いつくと思っていたその時…

仮設じゃなく観光客用の常設トイレ出現。ここに入ろうとかなり前から思っていたのよ。ホント頻尿…ネガティブ

遠のくジルさん。

走り出して2度目のWCタイム。

足裏ピリピリ痛いな…


再び走り出す。

ゴールへの一直線に入ると、taka-pさんに抜かれる。「◯◯番、あと1周です。」と言われている。

あと1周か…羨ましい…


ぶーちゃんとりんさんに

「誰か走るの辞めた人いる?」

ぶーちゃんがTKGさんのみだと教えてくれた。


みんながんばっているのか…どうする私〜!?

どうする?どうする?

無理して足底筋膜炎悪化させたら…もりおかシティが…でもそれ以外は調子良いし…

しばらくエイドであんぱんとバナナ、ポカリを飲み食べしながら考えた。


行こう!4周目ラブラブ


前を走っていた女性がロープーウェイ手前にいた係の人に

「もう辞めます」


ここならまだ辞めれる…いやいや私は進もう。


4回目のメロディライン。

まだ走れる。かなりゆっくりだけど。


前方に知った姿。


「がーんばれランニャー!がーんばれランニャー!」

(むかーし娘2号が幼稚園の帰り道の坂で自転車の後ろの席から漕ぐ私に、良く言ってくれた)

「元気だね〜」

とランニャーさん。せっかくたくさん練習したのに、その成果ださないと!頑張って欲しかった。


エイドにカレーが並んでいたので、迷わず頂く。

周りの人と会話して「あと1周半頑張りましょう」ってニコニコ



4周目も全て走って上れた坂。だけど、坂の苦しい所になると不整脈ぽいものが出始める。

こんな時に…

主治医には定期検診の時にマラソン大会出る許可をもらっているけれど、異常があったらストップと言われている。

走りながら考える。

平たい所は大丈夫。今日は足底筋膜炎を除けば、すこぶる調子良い。ここまで来たら最後まで走りたい。5周目…坂はまだ走って上れそうだけど、あえて全部歩こう。エイドはもう寄らない。


5周目。まだ走って上れそうなメロディライン。歩く。悔しいな…脚は走れるのに…


ボランティアの方、エイドの方にお礼を伝える。


「終わり?あと少しがんばって」

「また来年来てね」


お土産店が並ぶあたりでずーっと応援してくれていた、らんなさん。少し先にいるおかあさん

にも「寒い中ありがとう」を伝えた。


湖越しに見えていたゴールが近くなる。

走り終えて帰路に着く人達が、エールを送ってくれる。


ゴールへの一直線はダッシュ走る人


「さくら!ラスト!!がんばれ〜!!

とぽんさん。


「何!?走るの辞めていたの??


昨年は同時ゴールで切れなかったテープを切ってゴール。



会場に戻るとほぼみんな着替え終わっていた。

さきこさんまたまた1位キラキラお祝いおめでとうむらさき音符


Eriちゃんやつっちーもいて。


後でつっちーから聞いた話し、つっちーもDブロックで後ろからのスタート。どおりで見かけなかった訳だアセアセ

Eriちゃんに

「誰かが辞めたの知ってたら、さくらさんも辞めてた?」


「間違いなく辞めていたよ〜煽り


知らぬが仏の私は、結果走り切れたから良かったのかな。


みんなと一緒の榛名湖マラソン。

今年も楽しく過ごせた。

そう言えば、走っている途中ミニケルさんには会えたけど、どぼさんには一度もお目にかからず…抜かされたはずなのに。



雨も上がり、少し渋滞に巻き込まれた帰路。


今まで降っていなかったのに、SAに入る頃からポツポツと…

車を止めて車外に出るとザーザー雨あめ

最後まで雨男な人





長い文お読み頂きありがとうございましたニコニコ