こんにちは 世界の不思議を探索中の南深雪です。

 

それはあるウラウラとした穏やかな

占いの館での昼下がりのこと。

 

お客さんの途絶えた静かな店内で

隣のブースから漏れ聞こえる声は

占い師の面接。

 

ベテランの占い師さんのようで、

面接官は是非来てほしいようだけど・・。

 

長時間の面接が終わったようで

挨拶などが聞こえて

次の瞬間

私のブースのカーテンが揺れて

一人の女性が入ってきた。

 

ん?

今面接してた人?

 

私の前に座った彼女が言ったのは

 

「誕生日は言いたくないので

カードで転職のことを占ってほしい。」

 

カードが示す

今の状況、気持ち、希望、心配、覚悟、夢・・

進むべきであろう未来。

 

私が伝える言葉ひとつひとつに

深く頷き

すごいわねと驚いて。

 

私の本領は命式を読むことです。

お誕生日を教えてもらえると良いのですがと伝えると

これは誰にも教えてこなかったけれどと言いつつ

時間を延長して教えて下さった。

 

子宮推命が大好きで

命式を読み解くことで

その人の人生を応援できたらと思っている私は

カードをあまり重く見ていなかったけれど

カードで驚かれることが多い。

 

伝えたい言葉を伝えるための

導入部に

カード占いはいいのかも。

 

彼女に

何の占術を使われるのですか?とお聞きした。

 

私は何も使いません。

ただ見えるだけです。

 

彼女の円推力を見てみると

体感覚に2

憑依体質の人。

 

私の円推力とよく似てる。

赤い線が私。

グレーの線が彼女。

 

私はなんにも見えないけれど

私の代わりにカードが見てくれているようだ。