皆様


暖かいお言葉をいただき本当にありがとうございました。


一日前までは「悪いなりに安定した状態」と言われていたのが

翌日の急変

肩で息をし、しんどそうでしたが熱があると息が荒くなっていたので

そこまで状態が悪いとは思ってもいませんでした。

11時には往診に来て下さりましたが

酸素も血圧も振れず

後数時間であろうと・・・


本当に狐につままれたような気持ちで

信じられない気持ちのまま

小さくなっていった母の息は

そのままふっと途切れてしまいました。


痛みなどで苦しむことはなく

穏やかに息を引き取ったのが救いでした。


以前、看取る覚悟が出来てないのではとコメントをいただいたこともありましたが


覚悟は出来ていなくてもその時は来ます。

そして、逃げることは出来ないのです。


当日~通夜、葬儀に至るまでは

あっという間の出来事で

そしてとても忙しくて

悲しんでなどいられないような状態でした。


費用のこと葬儀会場のことや通夜の振る舞い

葬儀屋さんがアドバイスをくれる中

町内会長さんや叔母がずいぶん助けてくれましたが

決めなければいけないのは私なので

泣いている暇などないくらい次から次へと・・・


そして葬儀が終わりやっと家に戻り

悲しいよりも疲れ果てて眠ってしまうような状態でした。


不思議なことに

一日たって母の位牌も母の遺影もあるのに

母は病院にでもいる気がして(年末に長期入院していたからかもしれません)

まだ逝ってしまった実感が無いんです。

病院に行けば会えるような気がして

またこの家に帰ってくるような気がして

位牌に手を合わせてるのに

写真に話しかけ線香に火をつけても

いなくなった実感が無く

現実逃避というよりは

急すぎて現実に追いついていないのかもしれません。


このブログを通じて出会った方に

励まされ勇気を与えていただき

家で看取る事が出来ました

本当にありがとうございます。


今も病気と闘っている家族を支えている方々が

少しでも長く大切な人と一緒に時間を過ごせるよう

お祈りしています。



このブログは閉鎖はしませんので

なにか私でお役にたてることがあれば

コメントでもメッセージでもいただければ

お返事させていただきますね。


そしてもう少し時間がたったら

私が経験した色々な制度や手続きなど

お役に立てるようなことを

ここに書いておきたいと思っています。


ここで愚痴や不安を吐きだすことで

ずいぶん救われたこともありました。

最後にもう一度


皆様に

ありがとうございました。