病院へ行きカーテンを開けたら

 

(ベッドのまわりのカーテン)

 

担当医と看護師さんが何やら処置をしていて焦った。

 

何かあったの・・!?

 

ちょっと出ていてくださいとのこと

 

廊下にいたら医師が出てきたので

 

「何か変わったことがありましたか・・?」と尋ねた。

 

医師は立ち止まることもせず

 

歩きながら

 

「白血球が上がってきているのに熱がでたのでね。」と言って

 

行ってしまった。

 

(またですか・・1分も話せない程お忙しいですか・・?)

 

 

心の声

 

 

 

 

患者や家族の気持ちに少しでも寄り添っていただけると

 

何倍も信頼感も増すし安心できるのだけれど

 

それはわがままなのだろうか?

 

今度の一時退院&再入院の際には

 

絶対に面談の場を設けてもらおうと思う。

 

 

 

 

病室へ入りすぐに夫に状況を尋ねたら

 

原因がはっきりしない発熱で

 

カテーテルが原因であるかもしれないから

 

一旦抜いたそうだ。

 

 

 

 

私は夫が入院してから夫が横になっている姿を見たことがなかった。

 

大変な治療をしているのにそのくらい割と元気なのだ。

 

今日はしばらく横になっていてくださいと言われたのだが

 

その姿は一気に病人に見えて(重病人だけど)

 

とても悲しくなった。

 

 

 

 

病気がわかった頃よりは情緒不安定は良くなった気がするが

 

怖さや不安は増していく気がする。

 

帰宅して久しぶりに涙して

 

それでもすぐに泣きやみ気分を変えるために

 

家の中のディスプレイを初春の雰囲気に変えたり

 

テレビを見たり本を読んだりした。

 

テレビを見ながら笑える時間もある。

 

現実は変えられないのだから

 

落ち込んでいてもしかたないと頭ではわかっているが

 

なかなかその境地にまで達することができない。

 

前向きに考えられる日ってくるのかしら?

 

まだまだこれからが本当の意味での闘病の始まりのような気がする。