僕は大学院生。


リスクマネジメントの勉強中。


この勉強を始めたのは、“売れる”と思ったから。


労働市場でね。


実際、この分野に興味がないわけじゃないし、勉強してて面白いとも思う。


でも、これは僕のやりたいことの一番じゃない。


僕の一番の夢は、“アーティスト”になること・・・だった。


これは漠然とした夢、ただの憧れ。


世の中の厳しさにビビって、逃げだしたもの。


この夢が僕のどこかで、魚の小骨みたいに引っかかってる。


こんな家に生まれなければ、アトピーでこんな不細工じゃなければ。そう思って、今まで避けてきたけど、それを言い訳にして今まで逃げてきたつけが最近毒みたいに全身に回ってきた。


体中が思うように動かない。


人生を決定づけられるようなことを言われると、拒絶反応を起こす。


違う。そうじゃない。まだやれるんだ。まだ夢はかなうかもしれないんだ・・・。


夢という塩水を浴びつつけて錆びついたロボット。


それが今の自分。