済州島の田舎町“サムダルリ”で育ったチョ・サムダル(シン・ヘソン)とチョ・ヨンピル(チ・チャンウク)は幼なじみ同士。って言ってもそんじょそこらへんの幼馴染と一緒にしてもらってはこまります。
同じ日の同じ時刻に生れ落ちた2人。
女子1人と男子4人というありふれた感はありますが、違うのは
もう、すでに学生時代を共にすごし、大人になり社会に出て・・
そこからスタート。


そして、女三姉妹もよくよくありがちなストーリのチーム力がありますが、どっちにしてもこの2つのラインがとてもスムーズに流れていたと思うのですわ。 
チチャンウク氏とシンヘソン嬢のできあがってる2人の醸し出す雰囲気とか、そのわりにえーとお二人とも30代半ばの年齢役でしたよね。
高校生か?っていうサンダルとか可愛すぎだし。
ものすごい自身で揺らぎない力を発光しているヨンピルとか。
この終盤にきてやっと【付き合って2日め】とか言うし。 (笑)



いま、日本でも韓国でも(おそらくどの組でも)ありがちな人を陥れ、メディアやそれにのっかってしまう人々、必殺手のひら返し!! 否応なく見せつけられ、私はそうならないようにと思いながら見る事もシバシバ、願わくばあの元アシスタントの行く末を個人的には見たいくらいでした。 
殺し合いもなく、ドロドロの恋愛もなく
済州島という素敵な島で、済州島人という素敵な人々に育てられ大きく成長していった大人になってもまた更に大きな大人たちの愛に触れた5人グループのお話。

いろんな形の愛がいろんな形でそこに描かれていてラスト近くはあの3人姉妹の末娘の子供に何度も泣かされました。
特に、【子供だからママを守れない】の意味には
ママを守ってくれるかもしれない男の人を目の前にしてとっさにママにむかって『おばさん』って出てきたもっと深い言葉だと後から付箋回収。

愛を咲かせても沈黙の中に 本当に韓ドラで紹介される詩集って
良い仕事をしますね

私の中では韓ドラは最終話はわりと、ふ~ん・・という感じで幕を閉じるものが多い中、とってもすっきりした最終話でした。 


つばきの花咲くころで、息子が母親にむかって【僕はまだ兵役にも行ってないからママを守れない・・】みたいな(ニュアンス)事を言っていたのだけど、そのドラマのそのセリフを聞いて、彼ら男子は子供の頃から【兵役】というものは学校に行くのと同じ、当たり前の事なのだなぁ~と感じたのをふと思い出した。