『 落ち着いてお召し上がりください 』 | soraharuruの まにまに 雑記帳

soraharuruの まにまに 雑記帳

*
日々のまにまに。空のまにまに。雨のまにまに。
だれかを想うまにまに …


いろんな隨に ふとした間に間に …
きらきらひかる摩仁たちを 思いつくまま綴っています









ふだん

あまり外食をしないわたしには

お食事屋さんのメニューは 未だに

たから箱のようにまぶしく

キラキラと光り輝いて見えていて



こ、この中から

好きなものを選んでいいんですか ? (//・_・//)



と 目がくらんでしまうのだけれど












このあいだ

お友だちとハンバーグ屋さんに入って


メニューを開くと

どのお料理もみんなとてもおいしそうで




その上

好き嫌いがないぶん選択肢が広くて


それぞれに素敵な笑顔で

わたしを じっと見つめてくるから

くらくらしちゃって コスモス










「 … よおし

 わたしはこの手ごねハンバーグで 音符  」 





意を決して


注文を訊きにきてくれたお姉さんに

希望を告げて ほっとしたのも束の間

「 ソースは何になさいますか? 」 と問われ




選べる というのは

なんて嬉しくも悩ましいことなのでしょう と

再びドキドキしながら


「 えーとえーと …
 では おろしぽん酢でお願いします …っ ハート


と うきうき注文したわけなのですが












そんなわたしに


鉄板の上でじゅうじゅういってる

熱っつあつのハンバーグを

運んできてくれたお姉さんが




「 大変熱くなっておりますので

落ち着いて お召し上がりください 」




と 声をかけてくださった 。。。
















たしかにわたしは

ちょっぴりぼんやりしていて

うっかり屋で 人よりかなり鈍くさい


ええ かなり 。。





おまけに

すぐにはしゃいで喜んでしまう

お調子者だったりするのだけれど





そういう間抜けな正体を気取られぬよう

せめて公共の場では

ちゃんとした人っぽく見せる技を

長年の苦難の末に体得している

(  … はず











そんなわたしの本性を

この僅かな時間で鋭く見抜き

マニュアルの枠を越えて

さりげなく注意を促してくれるだなんて …   




 (( ノд`*) …  遠き母の面影 。。





( ああでも、注文のやり取りの間じゅう
  そうとう嬉しそうだったかもしれない … )


















「 はるる  見破られすぎ … ☆ 」




笑いが止まらない友人


















「 あの人はそうとう出来るね 」






あれは「言いまつがい」などではない


彼女の心眼が言わせた曇りなき言葉なのだ













友人とうなづき合って

じゅうじゅうと音をたてる

ジューシーな

熱っつあつのハンバーグを


やけどしないように

落ち着いていただきました  ハンバーグ




























… 嘘です






やっぱり喜んではしゃいでしまいました  コスモス

















そして 。。




またこうして


調子に乗ってしまいました





















ハンバーグは

とってもおいしかったです はな




























フラワー  おしまい
































  ゚・*:.。..。.:*・゚゚  忘れてないよ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・