あの夢 | soraharuruの まにまに 雑記帳

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日々のまにまに。空のまにまに。雨のまにまに。
だれかを想うまにまに …


いろんな隨に ふとした間に間に …
きらきらひかる摩仁たちを 思いつくまま綴っています

















けして穢れるまいと

美しくありたい と …


一心に思い詰めていた

あの頃





一本の

直ぐな草であろうとした

あの夢




















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妖し …

魔 …

人為らざるものたち




彼らを

どれだけ卑しみ蔑もうと

真の醜さを露呈し

裏切り

誓いを破ってきたのは …



いつだって

人間の方だ















あの頃


あの夢 …














絶望していた

救いなど なかった






生まれながらに

否応なく背負わされた罪 …






人間でないというなら

それでも構わなかった

そんなことは

生まれ落ちて数年後には

とうに気づいていた





けれど

それならなぜ僕は

こんな姿をしているのだろう …


人の形でこんな処に

… 言葉も解らぬまま





人間の生を受けた

自分を憎んだ

















けして穢れるまいと

美しくありたい と …


一心に思い詰めていた

あの頃





一本の

直ぐな草であろうとした

あの夢





憎みながら

焦がれ続けた …


永遠に叶うことのない

居場所 …












もしもあなたが

今の僕を見たなら


人間だ と

言うのだろうか


人間ではないと

言うのだろうか …










どちらでも同じで



あなたはもう

どこにもいない




















遠く穢れなき

あの夢 …





今でも

それを追い求めているといったら



すでに僕は

どうかしているのだろう















僕はもう大人で …



人間だ






























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  ゚・*:.。..。.:*・゚゚  忘れてないよ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・