飲み友、ひろ子さんに、今朝、電話した

 

以前、よく会っていた居酒屋のママの話やらで盛り上がって

今度、女子会を3人で‥という話になった

 

うん、楽しみ♪だ

 

 

「女子会」なので、ウチの夫はガッカリしてたと言うと、

いえいえ、歓迎しますよ・・と言われて

 

だけど、たぶん、夫は行かない

その女子会3人って、すごい圧だもん(笑)

きっとおしゃべりが止まらない

 

 

その居酒屋さんは、

ママが病気で亡くなって閉店した

もう5年は経つのかな

 

ドラマ「深夜食堂」にそっくりで

ママがいろんな人を繋いでくれて、おしゃべりした

 

来ている人は、年配の男性が殆どで

カウンターだけだから、その濃さにビビって

窓の外から覗くけど、入るのを躊躇う人も多かった

 

私が、その居酒屋で知り合った人たちに会えなくなって寂しいと言うと

同じ居酒屋仲間のサクライさんなんて

「会いたいヤツなんて、いる?」と悪口っぽく言う

 

え?寂しくないの?と聞くと

「俺は、寂しいなんて思ったことない」

「あ、飼ってたカメが脱走した時は、唯一、寂しかったな」

(あ、また、強がり言ってぇ~。え?ホントに寂しくないの??)

 

そう、ヘンな人が多くて楽しかった店

 

独身で東大卒で優秀で

小さな会社だけど、すごく頼りにされて

でも、恋愛は奥手な男性が

 

店で知り合った美人の看護婦さんをデートに誘うにはどうする、どこ行くって

みんなでいろんなアドバイスしてた

 

酒の肴にしてた気もするけど、意外と親身になって

お金は、相手が払うって言っても、ちゃんと男が払うんだぞ・・なんて,言ってたんじゃないかなあ(笑)

 

何度かデートは行ったけど、カップルは無理だったようで

美人の看護婦さんは、その後、違う人と歩いているのを街で見かけた

 

美人さんでサッパリした性格で、

医者や患者さんからたくさんのお誘いで

モテるんだもの、仕方ない

タバコを吸う横顔が、私から見てもカッコイイ人だった

 

満席で、客が入ってくると

あ、席を詰めれば座れるよ、、とか

誰ともなしに「あ、ママ、お勘定」と、帰っていく

その「あ、うん」の呼吸は、きっとあの年代の酒飲みの気遣いだろうな

 

居心地が良かった

 

あの店

ほんと楽しかったな・・