札幌で猫との幸せな生活を研究している水野と申します。

 

猫犬三毛猫チワワ黒オッドアイ猫

 

少し前の話です。

 

 

うちのそら猫

保護猫だと、以前書きましたが

キャリーバッグに入れられて捨てられた

『捨て猫』でした。

 

 

我が家の猫になってから

一時期病院通いを頻繁にしていたのですが

その度にこの世の終わりのような

切なさ全開の鳴き声で鳴いていました。

(現在は抗議の意味で鳴いている気がします)

 

当然トラウマはあるでしょうし

猫と言えば箱!

と言う程箱に興味がなさげなのも

そう言う事なのかな、と思っていました。

 

 

さて。

私が夜更かしをしている時

(リビングでうたた寝してたり、友人とビデオチャットをしていたり)

大抵は部屋中の猫ベッドで寝ているのですが

時々何処にいるか分からなくなります。

探す範囲なんて知れているので

部屋のあちこちを探してリビングに戻ると

いつの間にか鎮座していたり。

室内にいる分には問題ないのですが

何処にいたんだろう?と気にはなってました。

 

 

そんなある日。

見つけてしまったその姿。

 

 

↑これ。

何かと言うと。

 

 

 

このキャリーバッグです。(これの赤色)

キャリーバッグに慣れさせる方法として

部屋に出しっぱなしにするのがいい

ネットで見かけたので

ケージ内に置いてます。

 

 

最初は固いタイプのキャリーバッグを

使っていたのですが

かなり嫌がったのと、正直入れにくい。

そのため、空間が広いこのタイプを購入。

 

嫌がるのは変わりませんが

チャックが締めやすいと言う

人間側の利点があり、私は愛用しています。

布製だけど結構丈夫ですし。

 

 

単に寝床になった、と言うだけの話ですが

個人的には感動モノでして。

最初の頃は全然近付かなかったのに

今は寝床としてではあるけれど

自由に出入りするまでに。

 

キャリーバッグと認識していないのでは?

とのご意見もありましょうが

私は認識していると思います。

と言うのも、動物病院などで

キャリーバッグを見せて「帰るよ」と言うと

自ら入りますから。

猫はそう言うところ、ちゃんと分かって

行動していると私は思っています。

 

 

キャリーバッグで『外出』する事は望んでいないけれど

少なくても『捨てられる』恐怖はなくなった

あるいは信用してもらっている

そう言う関係を築けた事が、単純に嬉しいのです。

 

当然その分、責任も生じる訳でして。

出来る範囲でそらの負担にならないように

日々の生活を考えたいなと思っています。