札幌で終活、特にペットを飼っている方に特化した終活のアドバイス等を行なっています、水野と申します。

 

 

昨日のつづきです。

 

世の中の流行に疎い私は、『猫ブーム』なんてものが起きていたなんて全く知らず、そのせいでペットショップに血統書付き猫があふれていたことも知らなければ、捨て猫などで保健所に持ち込まれる猫が急激に増えていることも知りませんでした。

また、多頭飼育崩壊、ブリーダーの崩壊などなど、野良猫以外の猫問題が多種多様にあることも知らず…本当に何も知らなかった。

最初に預かった猫はシャム系猫で多頭飼育崩壊でした。

 

(↑とっても甘えっ子で美人猫でした。今頃新しい家族に甘えてるかな…)

 

とても可愛くて人懐こい猫でしたが、いろいろと健康上問題のある猫でした。

飼育環境がよければ、まずはならないだろう病気を持っていました。

 

次に預かった猫は捨て猫でした。

年齢ははっきりと分かりませんが、ある程度大きくなった時に、キャリーバックに入れられて捨てられた猫で、年末に保健所にいました。

 

(↑来て翌日。甘えっ子ではあるけど警戒心が優ってました)

 

その猫を団体で引き出し、我が家で一時預かりをすることになったのですが、その後いろいろあって私が里親になりました。

里親となった年の秋くらいまで、不慣れな飼い主であったこともあり、毎日が試行錯誤であり、格闘であり、なかなか上手く行かない関係性でストレスもあったり…と、本当に大変だった記憶があります。

今にして思えば、完全に私側に問題があったのですが、当時はそれが分からなくて、このこと最期まで生活できるんだろうか…くらいに切羽詰まっていました(本当に何でそんなに追い詰められたのかあせる)。

それが、あの日から大きく変わったのでした。

 

つづきます。