秋の一日、くじゅうの紅葉がきれいになっていると伝え聞いて、天気もいいので4回目の登山に行ってきました。家内も誘いましたが体力に不安があるとの事で珍しく敬遠され、今日は単独行。家内は山岳遭難の報道をTVで見て心配になったようで、対策に紹介されていた登山用のアプリ「YAMAP(ヤマップ)」をインストールして行ってと勧められ、使ってみたら電波が届かないところも自分の位置が把握でき、終了後はこのように歩いたコースが記録できてすごく便利です。これまでは初めての山は地図を片手に時々周囲の地形と照合しながら正確な位置にいるか少し緊張しながら確認が必要でした。(「S」がスタート・ゴールの長者原、時計回りに回りました)

 

 雨ケ池を超えて法華院温泉までは4回目の慣れた道、鼻歌交じりで物見遊山。(^^)

 

 ここが一回目の峠の「雨ケ池」。

 

 秋で、足元にはりんどう。

 

 マツムシソウ。


 

 約2時間で高原の湿原・ぼうがつるに着きました。

 

 半分周回しましたが、これからこの三股山の西半分の「すがもり越え」コースを周回します。難所と聞いていて緊張しています。(^^)

 

 山小屋の法華院山荘で昼食と休憩を取り、初めてのコースへ。

 

 聞いていた通りの急坂で、感覚的には山登りではなく登攀でした。

 

 これは登山道と言うのか?家内を連れてこなくて良かった。(^^)

 

 すがもり越えの名所「砂千里ヶ浜」。この景色を見たくて、このコースを歩きました。山に囲まれた荒涼とした景色、噴気が見える中を進みます。九州で60数年生きて、初めて見る光景です。すごい。(^^)

 

 さらに歩くと鞍部が見えてきました。この上が「すがもり越え」で、昔有った山小屋「すがもり小屋」の跡が休憩地になっていました。岩だらけですが目印のペンキがあり、道迷いの心配は無いので安心。歩くのが大変なだけ。(^^)

 

 すがもり越えを超えると、岩場も降りるだけで余裕が出て周りの景色を楽しみました。

 

 鼻歌交じりで降りる途中の三股山。今週末が紅葉のピークとの観測です。大賑わいだと思います。(^^)

 

 約10km、5時間程度の山行でした。今回は宗像の自宅を出るのがちょいと遅れ、高速基山のSAでかしわうどんを食べてのんびりしてしまい出発が10時半になりちょいと反省。山・海・川で焦ると碌なことはありません。スタート地点のきれいな森を楽しむ余裕が有りませんでした。

 

 帰りは阿蘇を見たくて、杖立温泉経由で大回りしました。お釈迦様の涅槃像に例えられています。

 

 杖立川でちょいと休憩。カヤックをしている時はよくここでキャンプし遊ばせてもらいました。まだ洪水の被害が残る街並みに胸が痛みます。

 

 21日は前職の同期の友人達と博多で飲み会です。コロナの影響で久しぶり、楽しみ。(^^)