飼い犬に手を咬まれました | そらむぎ通信

そらむぎ通信

山梨県北杜市で無農薬・無化学肥料で野菜・お米を作ってます

イメージ 1

イメージ 2

今日、飼い犬に手を咬まれました。
咬んだのはやまおかくんです。

昨年、うちに迷い込んでから、
ずっとやまおかくんは自由に暮らしてきました。
散歩はツナなしで好き勝手。
人にもほとんど触らせない。
けれども、家の周りの散歩コース、
田んぼに囲まれていて
もうしばらくすると、いのししや鹿よけの
電気柵が張られます。

そんなわけで、電気柵にひっかかる前にと
何度となく首輪つけにチャレンジしていましたが
いずれも失敗してきました。
今後の関係も考え、なるべく穏便に首輪をはめられないかと
長い紐にわっかを作って引っ掛けようとしたり、
エサを食べているときに、秘かに手をのばしてはめようとしたり。
警戒心のかたまりのやまおかくんにはどうにもはめることができません。

このままではらちがあかない、との家族会議で
本日、強硬手段にでました。
手袋を二重にはめて、捕まえることにしました。
ただ、すばしっこくてつかまるかどうかわからないため
獣医さんから鎮静剤をもらってきて、
少量のエサと一緒に飲ませて挑戦してみました。
大人二人がそばによると、警戒心を持ってよってこないため
いつもエサをあげるときと同じように、
ひとりで近寄り、エサを食べ始めた瞬間に、足を捕まえました。
予想どおり、必死に咬み付こうとしてきたので、
思わず、口に手を入れて、押さえつけました。
その状態のまま辛抱し、妻に首輪をはめてもらいました。
二重に手袋をしていたのですが
やまおかくんの咬む力が強く、牙が手袋を貫通して、
手は血だらけになってしまいました。
洗って消毒をしたのですが、ほとんど野良犬なので
念のため、病院に行って、消毒と破傷風の注射と
さらに念のため、狂犬病の予防接種もしてもらいました。

散々な目にあいましたが、やまおかくんには首輪がつき
これでやっと、本当の家族の一員になれたと思います。
ただ、この先、やまおかくんには、首輪とツナつきの散歩や
予防接種等々がまっています。
でも、人と暮らしていくには、避けては通れない道です。
がんばれ、やまおかくん。
そして、また咬まれるかもしれない飼い主もがんばれ。