こんにちは
お元気ですか? 最近暖かくなってきて、気持ちがいいので、、、このくらいの気候でいてくれないかなぁ、、、地球さん。
さて、ワクチン接種と公衆衛生の問題って、個人の利益なのか、公衆の利益なのか、、、
私、個人の意見は、感染症って、個人のことばかり主張できないというか、他の人に感染るから、公衆衛生の観点から問題視されるんですよね…と思うのです。これが感染らない癌とか、だったら、個人の選択で良いと思うんですよね。
そんなこと悶々と、難しい問題だなぁと考えていたら、思い出したことがありました。
AIDS・HIV
そういえば、H IVに罹患していることを知りながら、他の人やパートナーに、そのことを伝えずに、プロテクションせずに、性行為をしたら、違法じゃなかったけ?!と。
これも州によって、だいぶ処罰の内容等を含めて、その内容が変わるんですけど、アメリカの35州でHIVに曝されることは、違法となっています。
原則として、HIVやSTDに罹患していることを認知していて
故意的に、殺人や傷つけようとしようとして、性行為を行った場合は、処罰対象になりますよ
と、なっています。
AIDSが猛威を振るっていた頃?データも少なく、治療法も確立されていない頃に作られた法律なので、当時はこの感染の広がりを何とか食い止めようと、処罰化する法律ができたのです。しかし、この法律は、新しいHIVの研究結果に合っていないから、時代に即していないと言われています。それで法改定した州も幾つかあります。
例えば、ある州では、HIVの罹患者が唾をかけたら、それも処罰対象になる。
しかし、これまでの研究から、唾からは感染しないことが分かっています。
日本ではどうか? というと、罹患していることを知っていて、故意にうつしてやろうと思ったら、傷害罪になるそうです。
基本的に、アメリカも日本も、似ていますよね。
ただ、ここ↓にも書かれていますが、HIVに感染しているからと言って、恋愛するなとか、性行為するな、というのは言い過ぎだと思いますし、人権侵害だと思います。
人権侵害という視点から、この↓日本のHIVやエイズのNPO・NGOが、コロナ感染症を含めて、感染症の処罰、厳罰化には反対しているんですね。処罰することで、当事者が隠したり、検査を拒むことがあって、ケースが潜り込んでしまい、診断や治療が手遅れになる場合があるからなんですね。
アメリカでも、確か、HIVに罹患していることを自覚しているけど、検査を受けないでいる。そうすることで、その後に起こりうる処罰の対象になるリスクを減らしたいから、検査を受けない人もいるそうです。検査を受けることで、罹患していることを知っていたと証明されてしまいますからね。
その一方で、
HIVを罹患していることを認知していて、相手に伝えないで、性行為を行うことで、相手にうつしてしまったら、処罰の対処になることを知らない当事者も多くいるようです。いくら故意でないにしろ、これはこれで危険ですね。
それにしても…もし、自分が故意的にHIVをうつされたら、どう思うか、そして、、、もし、コロナをうつされたら、どう思うか… 。いや…どう思うのでしょうか…。
こういう論議って、人によって意見がものすごく分かれると思います。言い換えれば、意見が分かれて、当然なことでもあるんですよね。
意見が分かれた時に、いつも思うんですけど、
方法はどうであれ、正しい知識を身につけて判断したのならば、ゴールは同じ、もしくは類似したものだと思うんですよ。
まぁ、今みたいに、マトリックスの世界で、現実が2つあると、話はまた変わってきてしまうんですけどね。
それに、HIVとコロナのような感染症も、また少しその性質が違うように思うのは私だけでしょうか、、、。だって、コロナは、感染者の息?唾?吸っただけで感染しますからね 苦笑
だから、一番大切なことは、情報を正確に伝える、きちんと正しい知識を身につける、必要な教育をする、
ことなのではないかと思います。
いま、これが偽情報拡散で、揺らいでしまっているから、更に難しいんですよね。