★『ディープな奈良を堪能する』シリーズ★
(2019年10月17日)
興福寺の南円堂と北円堂 同時特別公開が開催されています。
(10/17~11/10)
南円堂は毎年 10/17 しか公開されないので、今年は長い間見れて、めっちゃ、ラッキーです。
ちょうど、【うるわし奈良】さんの企画が
ドンピシャであったので、参加いたしました。
南円堂・北円堂に加えて、東金堂も拝観。
いつもユニークなテーマの
【うるわし奈良】さん。
忠内さんの県庁屋上での熱弁ガイドです。
↓
藤原氏の氏寺として、興福寺は広大な勢力を誇っていました。
その領地を屋上から眺めます。
何度も火災に会いながら、復興を繰り返してきた興福寺。
↑
南円堂は、西国三十三所の札所。
藤原冬嗣が父の冥福を祈るために建てた八角堂。
ご本尊の
「不空羂索観音菩薩坐像(ふくうけんさくかんのんぼさつざぞう)」は康慶作で、国宝です。
中に入るとその大きさに圧倒されます。
手に持つ「羂索」=縄で人々の願いを救って空しいものにしないという観音様だそうです。
とても柔らかな表情をされているので、ついボーっと見とれてしまいました。
↑
北円堂は藤原不比等の1周忌のために建立された八角円堂。
ご本尊は弥勒如来坐像。運慶作で国宝。
弥勒如来は、弥勒菩薩が56億7千万年後に成仏した姿ということ。
他にも無著(むじゃく)・世親菩薩立像も有名です。
こうやって、二つを対比してみると、その違いがよく分かり面白い。
どちらも鎌倉時代の作。
そして康慶は運慶の父。
私はこう見えても(??)、
「仏像よく分からん派」なのですが、
私でも違いが分かりました。
*そうそう、余談ながら、
東金堂の向かって右端にいらっしゃる十二神将は、まるでExile.。
と同じツアーの方が発見されました。
(見たら分かります フフフ)
普段はススーッと通り過ぎる興福寺境内ですが、こんなにゆっくりと回ったのは初めて。
どこを歩いたん?という位の歩数でした。
歴史を噛みしめて歩くと、味がありますね、奈良は。
やはり「私は奈良派」です。
手相占い入門講座(2回コース)→詳細
2019年 11月13日(水)
12月11日(水)
13時~16時30分
レスティ唐古・鍵 2F 多目的室
受講料:5,000円(各回)
手相の読み方のコツを短時間で凝縮してお教えします。