今回は奈良国立博物館で開催中の特別展『超 国宝展』を見るために奈良に来ました。
奈良にはお昼過ぎに到着。登大路を挟んだお向かいにある柿の葉寿司のレストランでランチです。
駐車場越しに東大寺大仏殿と南大門の屋根を臨むお席に案内していただけました。奈良気分爆上げですが東大寺の写真は撮らずじまい。てへ。
ビール(グラス小)と柿の葉寿司。ゐざきさんの柿の葉寿司は私が好きな平宗さんのより、酢飯が甘めです。
笹の葉寿司(?)も香りよく美味。桜の花の塩漬けもアクセントとして良かったです。
東大寺の参道入り口近くのお店なので観光客で大変な騒ぎになっていました。
インバウンドなお客さんも散見されます。
後日「日本でおいしかった食べ物」について扱ったYouTube動画を見たら、このお店の柿の葉寿司と天ぷら盛り合わせのプレートの写真が出てきてて、関係ない私でも何故かちょっとだけ嬉しくなりました![]()
さて食後は奈良国立博物館へ!!
博物館外にはチケットを求める方の列が結構ありました。
前売りを持っている私たちはすぐに入れましたが、中も大変な混雑です。
「今日は奈良博は大変な人ですこと」
ではなく。
友人が見たかったのは石上(いそのかみ)神宮所蔵のの国宝・七支刀。←石上神宮のHPに飛びます
1600年位前に百済から贈られた刀で金象嵌で文字が記されている第一級の史料です。
左右に3本ずつ枝刃がつけられていて、儀式に用いられたとされているのだとか。
私が見たかったのは中宮寺の伝如意輪観音像。
てゆーか製作年代的に如意輪観音像ではなく弥勒菩薩半跏思惟像とされています。
お寺のお堂では正面からのお姿しか拝見できないので360度ステージで観たい!!と熱望して行きました。
仏像ってライティングで全然印象が変わるので、奈良博さんはどんな風に見せてくださるのかしら?とワクワク。
真っ白な壁紙のお部屋にピンでおわしまして、おおおお!!と最初は息を吞んだのですが…。
なんかねー。材質が木像のはずなのにざらついた手触りのプラスチックにしか見えないんですよう。
お顔も照れた少年のようなお顔のようで微笑ましいような気もしたのですが…。もっと繊細な表情を見せてくださるかと思っていたのに、ちょっと残念。ライティングでもたらされた効果がnot for meだったのね。
ただ後ろ姿には大満足でしたよ!! 素朴なatmosphereに癒されましたわ。
ちなみに七支刀ですが、霊的に敏感な方は近寄らない方がよさそうでしたよ。
(友人は5m以内に近づけませんでした)




