三重県の南部は令制国では志摩国でした。
古代日本の天皇家の食を支える地域であったのか、志摩国の枕詞は『御食つ国』なのだそうですね。
『神風の』伊勢国にはわりと行くのに、志摩国には観光に行ったことがなくて、友人と思い立って先日志摩に泊まるためのツアーを挙行した次第。
以下はその覚書であります。
観光特急「しまかぜ」予約困難の件
名古屋・京都、難波と賢島を結ぶサロンカー付きの近鉄さんの観光列車「しまかぜ」なんですが、乗車日が平日であるにも関わらず、予約開始日にオンラインで挑戦したのに2分で完売しちゃいました。近ツリに手配を依頼しないと取れないのかも。
レンタカーに乗った瞬間ビビビときて
鳥羽駅で降りた私達、当初は鳥羽水族館に行く予定だったのですよ。しかし急に『ラッコが貝を食べるのを見学するより、自分たちで貝を食べる方が重要なのではないか」と気づくに至りまして。
いや。これは嘘です。ワタシ前夜にChatGPTとパールロードの牡蠣小屋について相談してました![]()
という訳でカーナビにお店の名前を速攻で入力してスタート!
牡蠣小屋『海太郎』
やや遅めのお昼時間帯ではありましたが、平日だったから6割くらいにお席を占めていたお客さんとすれ違いで入店したため、お食事は私達だけになってました。志摩の複雑なリアス式海岸の入り江のほとりの、ガチでプレハブの小屋でしたが、なんか美味しいものが溢れるアトモスフェアが漂っていますよ! 期待大‼︎
カキの3点セット。
しぐれ煮、焼きガキ、マヨネーズ煮。写真がなんか妙なエッジのコントラストで食べ物に見えませんが、どれもこれも美味でした。殊にしぐれ煮が白眉でしたよ! 固く濃い味に煮しめられてがっかりコースかと覚悟したのですが、柔らかく程よいお味で磯の香りをきっちりと封じ込めた牡蠣に祝福を送ります! さすが御食つ国ですよ。ただ、しぐれ煮のお土産提供はないそうで、残念。
朝いち海鮮 浜いち丼。
これもまた異様なコントラストの写真で美味しそうに見えませんね![]()
ワタシ的にはこちらは普通、という印象でした。
続きはまた。


