フランのCMの、エビちゃんが何度見ても、唸ってしまうほどにかわいい。沙世ちゃんにはまったく目が行かず、エビちゃんしか目に入らない。
ち、ちょっとまて。わたしはなにをかくそう相沢沙世ちゃんがむかしからずっとずっと大好きで、じっさいエビちゃん的赤いイメージより黒いイメージの人が好きだし、そういうタイプになりたいと常々思っていたのである。エビちゃんは特に好きでも嫌いでもなかったし、「えびフィレオ」なんか死んでも食うか、くらいのいきおいで、エビちゃん現象に警鐘を鳴らしてきたつもり(すごく内輪でだけ)だったのである。つい最近の『ブスの瞳に恋してる』だって、エビちゃん?ふん。的目線を送ってきたはずなのである。
なぜだろう・・・前回の日焼け止めCMも、何度見てもエビちゃんはかわいかった。おかげでむかしからずっと嫌いだったボニーピンクまで今では好きになってしまったくらいである。そしてまさか、このスペースに二度も、エビちゃんがかわいいということを伝えたいがためにだけのブログを書くなんて、想像もつきませんでした。好きというキモチを頑固に無視し続けていた自らの堤防がいま一気に崩れたということか。そうなのか。
わたしは頭を抱える。こういうのを、マスメディアの洗脳というのかと。こういうのを、マスメディアの魔法というのかと。むろんエビちゃんにも、現象になってしまうくらいのポテンシャルはもともとあったことだろう。しかし、フランのポスターのエビちゃんは、一時期の松嶋菜々子ぐらいの後光がさしている。
この業界で売れつづける。支持され続ける。その莫大な魔力を、わたしはエビちゃんに侵食されていく自分の心をかんがみて、実感している今日この頃である・・・・(大袈裟)。