答。
いけない。
それは花王エッセンシャルダメージケアシャンプーCM。
そこには、カワイイ.com というのがあるらしい。南海キャンディーズのしずちゃんが、山咲トオルちゃん(ちゃん、はいらないか)とバスローブ姿できゃぴきゃぴと出ている新CMの予告を、わたしは某小売店の店内テレビでエンドレスで見てしまったのだったが、
なぜ山咲・・・?
と思うより先に、
なぜしずちゃん・・・・?
と思ったのだった。
思えば、
シャンプーの宣伝はかわいい子しかでてはいけないと相場が決まっているわけではないのに、長い歴史の中で、こいつはねーだろう、というひとたちは暗黙のうちにはずされていた。テレビでも、雑誌でも、髪の毛がさらさら、となびく女性の後姿をついついたどっていったら、振り向いた瞬間に
うっ
と思うことが多いよー。
なんていう、男性のチョー頭にくる言動が普通に取り沙汰されていたものだが、しかしそんなわたしからみても、
あのCMのしずちゃんはきつい。
しずちゃんのハスキーボイスはわたしはかなり好きなのだが(じっさい、南海がまだ出始めのころから大注目だった)、いかんせん、
バスローブってところがだめなんじゃないかと私は思うのである。
そして、髪の毛がさらさらなところがだめなんじゃないかと私は思うのである。
いや、シャンプーの宣伝でさらさらなのはあたりまえなんですが。
なんつーかその、
低い声にバスローブに髪の毛さらさらのコラボレーションは、
いやがおうにも我々によからぬ妄想を抱かせるからである。
それはしずちゃんがバラエティのなかでおこなう通常の「ボケ」としての「エロ」ではもはやなく、
一般人としてのエロに近い中途半端さでもって、我々に
どうや!!
と突きつける「ドウダパンツ」のような代物になってしまっている、と、いえなくもない。
結果として我々に約束されていることは、ひえー。と言って、目をつむらなくてはならないダンドリであり、決して、やーん、しずちゃんかわいいじゃん。ではない。
さらに一般人に近いエロさをきわだたせるしくみとして、それほど名の売れていないモデル陣に囲まれているという構造があるし。あれが冗談でもえびちゃんとか沙世ちゃんだったなら、非常にわかりやすい
オチ
として、我々は安心してしずちゃんを観ることが出来るのだったが。
結果としてしずちゃんは、花子姐さんに近い匂いを、またひとつ身体につけてしまった・・・
芸人としては、姐さんよりもさらに、おいしすぎる位置であるのだが・・・
むーん・・・