はいるんだかはいらないんだかみとめるんだかみとめないんだか、当事者ではないのに騒ぐとしてもこういうことなら別にいいすおー、とただ愉しくのほほんと見ていられた(しかし教科書関係者や地学関係者などはその類ではないだろうが)久しぶりのニュースだった。


科学館に来ていた少年(推定小学一年生)に質問したところ、


(冥王星は)惑星のままでいてください。


と真顔で答えていたのが嬉しかった。報道ステーションが、そろそろ決まります!決まりそうです!と、カウントダウンしていたのも、なんとなくイベントみたいで愉しかった。ちなみに惑星じゃなくなった冥王星について、占い師にインタビューしていたのもおもしろかった。

しかし考えてみたら、星座とはいったいなんなんでせう?などと、急に宇宙が奇妙に見えてきたのも事実だったが。


ちなみにこのごろわたしが好きで、個人的にひとりで熱狂している劇団ひとりに加えて中川翔子がいるのだが、彼女はどうやら宇宙おたくでもあったらしく(いろいろ興味対照があるのだなあ、やはり)、このニュースをかなり熱くブログで捉えていたが、


軌道がへんで大きさも小さくて気に入らなかった冥王星がはずれてほんとうによかった(おおよその訳。ほんとうはしょこたん用語で語っています)


と言う意見を聞いて、なるほどとうなずいたものだったが。

それにしても七十年以上も惑星に数えられてたのに急に「それ違くない?」みたいにされて、勝手に見つけて名前付けたのに勝手に消されて冥王星もかわいそうかなという気はする。


でもおおかたの一般人の意見は、

ふーん。学者の世界って、なんかよくわかんないな。

なんだろうなおそらく。恐竜の色付けを勝手にやってる、みたいなもんでしょうかね。