先日、NHKの『ハルとナツ』の再放送(全五回)を観た。


歳の近い姉妹が、一家がブラジルに渡ることになった際に生き別れになり、歳を経て再会するまでの話である。


トラホームで日本に取り残されたナツ・妹が、のちにお菓子会社の社長となった野際陽子で、ブラジルで苦労してやっと日本に戻ってきたハル・姉が、森光子。それはいい。しかし問題は、少女時代、青年時代のキャスティングである。

ハル、米倉涼子。

ナツ、仲間由紀恵。


仲間=野際、も違和感があるが、なんといってもおかしいのは米倉=森である。


君たち、背丈が違いすぎない?苦労して、縮んじゃったの?

しかも、キャラ、違いすぎない?

NHKさんの好みのキャステングなのか、なにか奥で力が働いているか知らないが、ただ今ハヤリの女優さんを使えばいいってもんじゃないんじゃないかと思うのだがどうなのだろう。おかげで、せっかく大作みたいな趣なのにどうしても気がそげてしまう。

そして、キャスティングの不思議さといえば『功名が辻』。


当時十八歳十九歳の武将の役を、還暦を迎えたようなひとたちが演じてます。違和感たっぷりです。なんといっても、大地真央ですが・・・・つい、由美かおるを見ているような気分でふらっと騙されそうになる自分も怖いけど・・・・

疑問に思っている人も多いだろうけど。

おもしろいな。なんつーか・・・・