小池英子というひとにちょっと最近注目している。


競輪場に、コイケエイコ♪


と、キャイーンと商店街で豪語していたときは、どうしようかこの女、などと思ったものだったが、今になって、コイケヤのポテトチップスが、


小池君の、ポテトチップス♪


とやっているのを見て、コイケエイコというひとを連想してしまうくらい、あのCMのサブリミナル効果というのが絶大だったということを今更知った。

先日ウリナリの芸能人社交ダンスチームのスペシャルを観ていて、実は自分、これを九年前の発足当時から欠かさず観ていたりするのだが、そこにうつっていた小池英子の度胸にやはりなと感ずるものがあった。


芸能界に生息するのに、もっとも必要と(勝手に)思われる要素は、やはり


度胸。


のひとことに尽きる。もちろん、それになともなうセンスとか、瞬発力とかも大事なんだけれども。


思い切りがなくては、どんなこともださくみえる。たとえば何十メートルもの高さからプールにダイブしたりするときに、きゃーとかわーとか言いながらやたらに引き伸ばしてテレビに映ろうとするのか、それともそのままなにも考えずに飛び降りてしまうかの選択を、ほとんど無意識に決断してしまうひととそうでないひとのなかに歴然としたなにかのが見えてしまうのとそれは同義だ。


それはひいては、カンの鋭さにも繋がるのかもしれない。イエローキャブメンバーは多々あるが、つぶしがきくなと感じるのはやはり俳優を演じたときのそつのなさがあるものに限る。俳優としての小池がまずまずの地位を持っているとしたら、大体同じくらいの知名度を持つMEGUMIはどうなんだろうとか考えないでもないが。俳優もやるが司会もやれる。胸が大きいからとか目が大きいからとか顔が大きいからとか(失礼)そんなことだけでテレビ業界をケイゾクできているわけではないに違いない。


出ているだけでついみてしまう。

出ているだけでなぜかそこに目が行く。

フロントにいるわけでもないのにみてしまう。


このあたりを押さえた若手のタレント、あとはベッキーくらいしか思いつかない。ベッキーは演技は・・・どうだか知らないけど。度胸と感受性の豊かさではいいとこいってるんじゃないか。そういえば小池さんもよく泣いているよね。体育会系で下町系。いがらっぽいけど女としての魅力もある。このひと、歳とってからももしかしたらいけるんじゃないか。そんな期待を抱かせる、ちょっと気になる女、である。