ひと雨ごとに


吹く心

ため息の数

増えに増え

雨だれ見ては

君想う


どうしてなのか

どうして こうも

雨は私を連れてくの

愛しかった

あの頃へ

苦しかった

あの頃へ


私 ひとり・・


ひと雨ごとに

吹く心

涙のしずく

増えに増え

雨だれ見つめ

君想う

愛してたこと

確かめるように・・






ひと雨ごとに

言葉の海を漂う心

静かに 深く

初心の私に戻って・・


風香・・