心の文様刻むたび

透明でいたいと願う

一点の陰りもない空に

漂うタンポポの綿毛


冷たい風に煽られ

倒れそうになっても

太陽に向かって微笑む草花

欲張ることを知らない幼い手


私は風 心に何も持たない

ただ ここに生きている・・・




言葉を綴る前に、必ず心を空っぽにする私・・
そこから、イメージを膨らませ、言葉を編んでいきます。
なるべく、余計なものは見ないよう、聞かないようにしながら・・

心を無にすることから生まれ出る言葉の大切さを感じています。



   風香・・