24日に中央花道寄りで観劇。

寺子屋
菊之助丈の松王丸は最初「イメージできないなぁ…」と思っていたけど、なかなかよかった。(松王丸にしては顔がきれいすぎる気がするけど。)
愛之助丈の武部源蔵は二度目。こちらもよかった。(ボキャブラリーが少ないので、毎度のことながら感想が貧相。)
戸浪(新悟丈)、千代(梅枝丈)とのバランスもよく、全体的にフレッシュな感じがした。

この話は最初見たときはあまり好きではなかったけど、2回目以降に話の筋と登場人物の思惑がわかっている状態で見ると、役者さんの表情や動きにいろいろ気づけて面白い。


傾城道成寺
雀右衛門丈の傾城清川実は清姫の霊。
道成寺物は舞台が華やかでよい。
最後、子役さんを左右につれて、導師尊秀(菊五郎丈)が登場。
いつまでもお元気でいらしてほしい。


御浜御殿綱豊卿
御年80歳の仁左衛門丈の徳川綱豊卿はやはり日本一の二枚目だった。
たまにネットで「国宝級イケメン」という言葉がトレンドに入っているが、「級」なんてせこい言葉がいらない正真正銘の国宝イケメンだとしみじみ思う。
もちろん、見た目だけではなく、セリフも動きも美しい。
いやもう、眼福としか言いようがない。
浦尾(萬次郎丈)のザ・オツボネ感が素敵だし、富森助右衛門(幸四郎丈)とお喜世(梅枝丈)の熱演もよかった。



↑幕間に食べたお弁当。



↑お土産に買った切腹最中。

 

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