夜の部を後方花外にて観劇。

7年振りの俳優祭。今回も運良く観劇することができた。
まず、開場後にコインロッカーに荷物を預けてパンフレットを購入。彦三郎丈(この方のおかげで俳優祭が成り立つのだと思う)が売り子をなさっていて、思わず二度見してしまった。
模擬店の愛之助丈の担当場所を確認し、実際にお店の位置と動線をチェック。
商品の値段を確認してから、金券を購入。
これで準備は完了。

菅原伝授手習鑑
若手俳優による勉強会のような一幕。
始まる前に梅玉丈からのご挨拶と表彰式があった。

加茂堤の場
團子丈の桜丸、千之助丈の八重、玉太郎丈の齊世親王、莟玉丈の苅屋姫という配役。
千之助丈の仕草と台詞回しを見て、「孝太郎丈に似てるなぁ」と初めて思った。

車引
鷹之資丈の梅王丸、左近丈の桜丸、染五郎丈の松王丸。染五郎丈の声が幸四郎丈に似ていると思った。
先日、永楽館で上方の車引を見たばかりだが、こちらは江戸の車引。違いがわかって面白かった。

梅王丸の刀が2本だったので、「あれ?」と思ったら、一度花道を引っ込んで次に出てきた時に3本に増えていた。
確か、昔お江戸の役者さんが客席のご贔屓から刀をもらってそのまま差したから、江戸では刀3本になったのだとか。
愛之助丈が以前、刀2本に比べて3本はかなり苦しいと話していたっけな。

小さな永楽館で見るのと大きな国立劇場で見るのでは、全く印象が違う。
良くも悪くも、国立劇場では鑑賞してるという感じがする。
お芝居が終わってから、彦三郎丈が「(模擬店に走り出す人たちに対して)抜け駆けするなー!」と舞台に登場し、模擬店での注意事項やご説明があった。

模擬店
まずは2階の愛之助丈が担当しているお土産屋さんへ向かう。横には愛一朗丈の姿もある。
反対側には扇雀場がいらっしゃった。
流石に全種類は買えないので、サイン色紙入りのボンボニエールとお煎餅のセットを購入した。



サインは何度かいただいているので、新しいファンでほしい方がいたら申し訳ないと思ったけど、到着時に残っていたので買ってしまった。(俳優祭の模擬店では、最推しのお店に最初に駆け付けて商品を買うのが醍醐味だと思っている。)
流石に金券が足りなかったけど、現金でもお支払いさせてくれた。
2ショット撮影もしていただけて、私のミッションは完了。

その後、美吉屋さん御一門が販売している小道具屋さんのお楽しみ袋(善玉と悪玉のハットピンが入っていて、これが可愛かった!)を購入し、お三方に一人ずつお写真を撮らせていただいた。


次はお食事処に移動して、鴈治郎丈から国会カレーパンとコロッケを購入し、お写真を撮らせて(略)。
さらに隣のお店で米吉丈からたこ焼きを購入し、お写真を(略)。




買ったものをイートインコーナーで食べようと思ったが、ミネラルウォーターをコインロッカーに入れてしまったので、ドリンクコーナーへ。
右團次丈と右近丈が美味しそうなお菓子を売っていて、金券が余っていたのでついつい購入し、お(略)。




ようやくイートインコーナーで腹ごしらえ。たこ焼きだけでお腹いっぱいになったので、パンとコロッケはホテルで食べることにして、うろうろする。
芝翫丈の2ショット撮影の列ができていたので、後ろに並んで一緒に撮っていただいた。
それから、團子丈にも撮影させていただいた。
いやはや、大満足だった。
 

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