二部を見終わった後、二階のロビーで待たせてもらえるようになったのはありがたかった。


年増
隅田川のほとりで、元深川芸者のお柳(時蔵丈)が一人語りするという舞踊。
相変わらず舞踊はわからないが、上手いんだろうなぁ…と思って見てた。


女殺油地獄
なぜかずっと年の瀬の話だと思い込んでいたが、蚊帳が吊ってあるのを見て、夏の話だと気付いた。(←今まで何を見とったんじゃ!)
調べてみたら、「節季」は盆と年末の2回あるそうだ。


愛之助丈の与兵衛、孝太郎丈のお吉はもちろん良かったが、その他のキャストも上方勢が多くてとても良かった。
そして、この芝居は母おさわ(梅花丈)と父徳兵衛(橘三郎丈)が良くないと駄目だとしみじみ思った。
今回も豊島屋の場面で泣かされたわ。手をつないで帰っていく姿がいいんだよなぁ…


殺し場は壮絶で、客席は固唾を呑んで見入っていた。スッテンコロリンで笑う人も(私の周りには)いなかった。
物語としては後味が悪いけど、何だかすごいものを見たという気持ちで劇場を出るのは悪くない気分だった。
1月2月は江戸で江戸の芝居にご出演だけど、江戸でも上方の芝居をしてほしいなぁ。



↑幕間に食べたお弁当。
なだ万のローストビーフ入り。美味しかった。
久しぶりに客席でお弁当を食べたなぁ。
お土産は京都駅で栗の和菓子を買ったのだけど、写真撮り忘れた。
 

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