数カ月前に観劇した記憶を思い出しての感想。
間違っているところがあるかもしれません。


21日に前方上手側にて観劇。

金閣寺
松永大膳(松緑丈)と鬼藤太(左近丈)が碁を打っているところへ、軍平(坂東亀蔵丈)と此下東吉(愛之助丈)がやってくる。
このお芝居は何度か見ているが、愛之助丈の東吉は初役。なかなか爽やかでいい感じ。
左近丈は以前「蘭平物狂」を観たときは子役だった気がするのだが… 時の流れとはおそろしい。
桜の木に縛られている雪姫(雀右衛門丈)の前を狩野之介直信(吉弥丈)が引き立てられていく。二枚目の吉弥丈が見られて嬉しい。
雪姫が桜でネズミを描く場面では、毎度のことながら、桜吹雪がものすごく、花弁がどばどばと落ちてくる。

東吉(真柴久吉)が桃太郎のような格好で再登場して木に登ると、舞台上の建物が下がって慶寿院尼(福助丈)が現れる。
立ち回りの後、大膳、軍平(佐藤正清)、久吉が再会を約束して幕。

何度見ても華やかなお芝居だと思う。


あやめ浴衣
菖蒲の花が咲く川べりに船頭(鷹之資丈)、水売り(歌之助丈)、町娘(玉太郎丈)、あやめ売り(新悟丈)が現れる。
最後に登場するのが芸者(魁春丈)。
それぞれの踊りを眺めながら、爽やかな気分で幕。


 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 歌舞伎へ
にほんブログ村