霜降 とある土曜日。そらまめではよく出没するという女子小学生が、こちらにも訪れました。かわいらしい自転車で４名、どうやらどこかに行く途中、まだ時間があるので寄ってくれたようです。ちょっと対応に困っているこちらをよそに、さっそくメニューを覗きこみワイワイ・キャーキャー。すると「シフォンケーキ」で談合がまとまったまでは良かったのですが、次の瞬間一斉に財布をとりだし、「いくらもってる？」
確かに「シフォンケーキ ４００円」という値段は、小学生には・・・。とそこへ店長のさなえシェフが現れ、「本当は、４００円だけど大きさもあるから、半分にして２００円でいいよ。ちゃんとクリームものせてあげるから」と。その言葉に女の子達の目が輝かないはずがないのと、こちらの目からも鱗が落ちました。さすが、さなえシェフ。見事な機転で彼女らの思いをやさしく包んでくれました。ほどなくして４名で３つの「シフォンケーキ」をたいらげ、再び自転車で楽しげに去っていった光景が今も目に焼きついています。
確かに「シフォンケーキ ４００円」という値段は、小学生には・・・。とそこへ店長のさなえシェフが現れ、「本当は、４００円だけど大きさもあるから、半分にして２００円でいいよ。ちゃんとクリームものせてあげるから」と。その言葉に女の子達の目が輝かないはずがないのと、こちらの目からも鱗が落ちました。さすが、さなえシェフ。見事な機転で彼女らの思いをやさしく包んでくれました。ほどなくして４名で３つの「シフォンケーキ」をたいらげ、再び自転車で楽しげに去っていった光景が今も目に焼きついています。