こんにちは、そらまめ食堂のなりゆきてんちょです。
と云うより、今日は障がい者の就労継続支援をする「手仕事工房そら」のサービス管理責任者としてのお話しです。
先日そらまめ食堂は 臨時休業をさせて頂き、益子町の法人本部である「手仕事工房そら」のメンバーと一緒に 年に一度のお楽しみ 日帰り旅行に行ってきました。 行き先は昨年の浅草に続き、またもや東京上野です。
私たちは町が所有する福祉バスというのをあえて使いませんでした。
もちろん 使っている事業所さんを非難する訳ではありませんし、私たちも今後行き先によっては利用させて頂こうと思っています。
昨年も今年も東京という事で、鉄道の旅にしました。福祉バスを使えば楽だし安く上がるし、なぜ?と首を傾げる方もいらっしゃるでしょうね。
理由は簡単です。みんな電車に乗りたいからですよ。(^人^)ふふふ。
うちの利用者さん達は自分の足と頭を使わない旅をし尽くしてきました。誰かが考えて、誰かが乗せてくれて、誰かが運んでくれる楽チンな旅。
一見楽しそうだけど、囲われて守られて、隔離された旅はちょっと飽き飽きです。
驚いたのは鉄道会社の職員さんが障がい者用切符の発券に慣れていません。それだけ利用する人がいないのかな?
さて、ドキドキしながら自動改札をくぐり。お年寄りに席を譲ったり、若いお姉さんに席を譲られたり。大きな声はちょっと迷惑ね。足を開いて座ったらダメです。あの人のかっこ超おもしろーい!でも人の事を指差したら失礼ですよ。栃木県のとなりは何県だろ?…なんて話しをしながらあっという間に上野駅に着きました。
人に迷惑をかけるから→人の目が煩わしいから→めんどくさいから→バスを予約して自分たちだけで移動する。それは結果的に社会をダメにしていませんか?
障がい者だろうが、お年寄りだろうが、赤ちゃんだろうが、妊婦さんだろうが、社会が守らなきゃならない人こそ安全で早くて安い公共の交通機関を堂々と使える社会でなくてはダメですね。
小さなこどもたちは、そういうのを見て社会を学ぶんです。
「ジロジロ見ちゃいけません」と子どもを叱るまえに、なぜ自分と違う人がいるのかを教えてあげて欲しいし、それが特別の事ではなく、同じ人として生きていること、支え合う人がかっこいいんだってこと、ちゃんと知ればバカになんがしませんよ。
それに、弱者が訴えて駅を道を建物を良くするんです。使いづらいから使わないのではなく、どんどん愚痴って、訴えて、日本の社会を住み良くしましょう!
はー、スッキリしたー!
(^∇^)
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