Ｘに、何故不登校や引きこもりが増えたのか？
という疑問が上がっていた。
昭和は理不尽で酷い世界だったが、
今ほど引きこもりはいなかったと。
確かに私も自分の子供の頃より増えたと思っている。
夫と以前その話になった時、
これは私と夫の個人の感想でしかないのだが、
昭和の世界はとにかく暴力と理不尽で出来ていて、家の中もそうだった。
簡潔に言えば、
家にいるより学校の方がマシ
だった。
まず皆兄弟が多い。
家に帰ればテレビの取り合いから、
とにかく全てにおいて弱いモノが我慢する世界だ。
食事中は親からの理不尽な攻撃を受け、
安心して家にいられるような環境ではない子供が多かったように思う。
私が神社やお寺で良く過ごしていたのも、
家にいられる環境ではなかったからで、
熱が出ない限りは頭痛や腹痛ごときで学校など休むなと、家から叩きだされた。
そんな時代だった。
結論、家にいるより学校に行く方がマシ。
これが私と夫が考える、
理不尽な昭和の子供に引きこもりが少ない理由なのではないかと考えている。
あくまでも個人の感想なので、
思うところがあればご自分のブログでアウトプットして欲しい。
令和の今、確かに昭和より不登校や引きこもりが増えているような気がするが、
その反面子供の犯罪は減っているように思う。
実際少年犯罪は昭和より減っていると、
元警察官の人が言っていたように思う。
あくまでも個人の感想なので、
文句やアツい意見は勘弁して欲しい。
それに良いとも悪いとも言っていない。
そういう事が言いたいのではない。
私はもう戦後の学校教育を、
令和の子供達にやらせるのは限界があると思っている。
1番の理由は、夏の高温化だ。
エアコンがあるとは言え、
部活の間はエアコンのない空間に長時間いる事が多いと聞く。
今は屋内は四十度を超える暑さだ。
そんな場所に我が子を置くのは非常に心配だった。
生まれつき体温調節が苦手な子には、
それだけで学校に行けない理由になるだろう。
私が体温調整が苦手だったので、
非常に辛かった記憶があるが、
昭和の夏は三十二度で高温だった。
今年の夏は五十度になるかもと、
ニュースで見たが、
また部活で大切なお子さんが熱中症で命を落とさなければ良いなと思う。
不登校は学校に行けない事で、
引きこもりとは私は別だと考えている。
そしてその理由はさまざまなあると思うが、
いじめなどの明らかにはっきりした要因で学校に行けない子は２割ほどではないかと私は勝手に思っている。
本当の原因は、感覚過敏などにあるのではと思う。
私の娘は聴覚過敏、嗅覚過敏、肌の感覚過敏が強く、学校は非常に辛い場所だった。
夏のプールは水に濡れると焼けつくような感覚になる娘には、楽しめるものではなかった。
聴覚過敏はノイズキャンセリングのイヤフォンを使用する事でなんとかなったが、
嗅覚過敏の方は、防塵マスクでもしない限り匂いを減らす事は出来ない。
隣の席の男の子の汗の匂い、
女の子の制服の柔軟剤の匂いに酔い、
授業に身が入らないと良く言っていた。
私も香水や柔軟剤で酔ってしまうので、
嗅覚過敏が大変なのは多少理解が出来た。
過敏症というだけでも学校へ行くハードルが非常に高くなるように思う。
以前、息子の習い事で、
エアコンのない体育館にしょっちゅう行かされた時、私自身、真夏にめまいを出して倒れそうになった。
娘も学校のイベントか何かで、
英会話の一日講座に申し込んだら、
古い公民館のようなビルの一階で、
真夏にエアコンなし水分なしで講義を受けさせられて、閃輝暗点が出たと迎えに来てくれと電話があった。
他の子達は元気そうだったが、
体温調節が不得意な娘は、
その後半日寝込んでいた。
暑い建物の中に長時間いさせられて、
毎回具合が悪くなれば、
うまく言えないけど学校に行くのが怖い、
そう思うだろうなと思った。
家から出すのは簡単だと思う。
大人数で引きずり出し、
戻って来たら、
家にいる間中子供を罵れば良い。
だが、それで家にいられなくなった子供の心はい行き場を失う。
昭和のように長時間、寺や神社にいられる訳でもない。
学校に行けない子を家庭で親が見守っているのは、子供の心にとっては良い事ではないかと思う。親は大変だが。
一番の問題は、親が死んだ後に、
子供に生活する能力がないと困る、
という事だと思う。
話し合えるのなら、
過敏症があるかや、不眠症ではないか、
変な声が一日中聞こえていないかなど、
お子さんの現状をリサーチして、
外で活動するのが難しいのであれば、
家で生活力を身につける方法を模索するのがベストなのかと思う。
だが話し合えないから難しい問題であり、
簡単に解決出来ないのだろうと思う。
最近はネットの学校も増えて来ていると、
何かで見た。
過敏症で苦しんでいる子が少しでも行きやすい世の中になれば良いなと勝手に思っている。
