ここ数日非常にめまい感が強く、

今日に至ってはもう勝手に涙が出る始末だった。



全然歩けず息をするのもやっとで、

一体私と言う人間は、

何の為に生きているのかなどと、

考えても仕方のない事ばかり考えては、

数日我慢していた辛かった日々を思い出して、

思わず泣いた。



夫は朝から仕事で、

息子も友達か彼女か知らないが、

遊びに行くと言って出て行った。



一人になって、やっと泣けると思い、

メソメソと泣いたのだった。



夫は泣いていると普段通りに振る舞うが、

内心辛そうに見えるし、

息子は部屋から出て来なくなり、

何か買って来ようかと、とても気を使う。



それらが非常に申し訳ないので、

いない時に泣くようにしている。



心がどんどん小さく萎んで行く気がして、

泣きながらごめんなさいを繰り返す。



家事が出来ない事、

朝ごはんの用意が出来ない事、

一人で病院すら行けない事、

色んな出来ない事をあげ連ねては、

ごめんなさいと泣いた。



誰もそんな事を責めたりしていない事を知っていても、ごめんなさいと思わずにいられない自分が情けなくて、またごめんなさいと泣く。



そんな事を一日中やっては、

時々キッチンの掃除をしたり、

散歩(玄関の前をうろつくだけ)をしたりして、

元気な人達は今頃旅行に行ったりしているのだろうかと、

真っ青な空を見上げてまた泣いた。



少し落ち着いて来て、

ブログを書けるくらいになった。



きっと明日にはもう少し元気になっているはずだ。



良い日は来るし、また歩ける日も来るはずだ。



辛い時は泣けばいい。

泣くだけ泣いたらまた前を向いて歩けばいい。

それがどんなに遅くても。



私の笑顔が好きな人間がまだいるのだ、

夫が帰宅したら、

五月で一番良い声でお帰りと、

良い声選手権を一人でやるのだ。



そんな事しか出来ないが、

きっと夫は喜ぶだろう。



明日がもう少し楽だと良いなと思う。