フォロワーさんが、ねこのフードというようなブログを書かれていた。



私は楽しみに読んだ。



猫のイラストのパーカーを買われたお話だと思っていた。

飼われている猫ちゃんのごはんのお話だった。

ほっこりさせていただいた。



そっか、ごはんをフードと呼ぶのかと、

もう随分と猫を飼っていない私は驚いた。



昔は猫缶とねこまんまが主流だった。

(昭和の田舎の話)



私が飼っていた猫は、

気が弱い猫だった。



良く一緒に寝た。



朝5時になると大声で鳴き、

部屋から出せとうるさかった。



夜になると布団にやって来て、

私の脇の下で眠った。



もみもみしないと眠れない猫だった。

私の脇の下は血まみれだった。



バスタオルを畳んで、脇の下にはさみ、

それをもみもみさせて血まみれを回避していた。



玄関の外まで私を時々見送りに出て来た。

姿が見えなくなるまでずっとこちらを見ていた。



何度か夢に出て来てくれた。

未だに可愛くて、忘れる事はない。



夫も息子も酷い猫アレルギーで、

私はもう猫を飼う事はないだろう。

出来るなら保護猫を引き取りたかった。



以前子猫を拾い、三日三晩面倒を見たが、

動物病院で長い入院をした後、

いい人に2匹とももらわれて行ったようだ。



目が酷くて失明するだろうと言われていたが、

懸命にお湯で吹き続けたお陰で、

両目は無事だったようだ。



息子がずっと保護施設のHPをチェックして、

無事もらわれたのを確認したらしい。

見違えるほど愛らしい姿になっていて、

もふもふだったと言っていた。



飼えなくても、少しでも関われて良かったと思っている。



ねこのお話は心がほっこりするのだった。