悪気はなく優しく気持ちで、

コメントを書いてくださる人がいらっしゃったのですが、

私のブログは鬱や難病を抱えた方が読んでくださっていて、

何人かの方から、ある方のコメントを見ると具合が悪くなるとメッセージをいただいたのと、

私自身もちょっとと思う事があり、

ブロックさせていただきました。



私のブログはメンタルヘルスのジャンルで、

キラキラアラフィフジャンルではありません。

私自身も未だ抗不安薬を飲んでいますし、

断薬もまだ出来ていません。



メンタル疾患の人の多くは、

お薬を飲まれている人も多く、

また、色んな疾患を抱えられて、

苦しい体、心と向き合いながら、

私のブログを読んでくださっている方もいらっしゃいます。



私自身もメンタルを安定させる為の、

吐き出しの場として、

このブログを利用しています。



また、息子さんや娘さんの事で、

とても苦しんでいらっしゃる方も多くいます。

コメント欄には書かれていませんが、

ブログを書き始めてから、沢山のメッセージをいただいています。

その度、自分だけではない事、

皆さん色々ある事を知る事が出来て、

とても励みになっています。



例えば私の場合、今息子とは良い関係を保てています。

息子は不登校にならず、大学にも通っています。

だからと言って、未来永劫問題なく過ごせるかというと、それは誰にも分かりません。



私が不登校や引きこもりのお母さんの書いているブログのコメント欄に、


本当に息子さんって学校に行かないのですか?

お母さんの育て方にも何かあったのでは?

うちの息子は学校にちゃんと行ってますけど?

母親なんだから愛情たっぷりに見守ってあげてください。



などと書き込んだら、

ブログ主さんはどんな気持ちになるでしょうか。

もちろんそんな事思っていませんが。



ありとあらゆる事をやっても、

どうにも出来ない事って、沢山あると思うんです。



私自身コメントいただけたら嬉しいですし、

悪気がないコメントと、

悪意のあるコメントの違いは分かっているつもりです。



娘の事について、私は感情的なブログを書きますが、一年中怒っている訳ではなく、

思い出すたびに吐き出して、

怒りを消化して、家族に当たらないように努力をしています。



娘さんと幸せに暮らしている方には、

理解出来ないかもしれませんが、

血の繋がりがあるからと言って、

一生母親として娘を愛し続けてあげてくださいと、私ならそんな重くて辛い事は誰かに言えません。



私の父はためらいなく子供を殴る人でしたが、

血の繋がったお父さんがそんな事をするはずがないと、誰も信じてくれませんでした。

では血の繋がりがない父親なら殴っても普通なのかと、いつも疑問でした。



娘に縁を切られた時も、

でも、いつか、家族だから、母親なんだから、

周りに色々言われましたが、

今回の震災で、本当に娘が私以外の家族の事も、

どうでも良いと思っている事が良く分かりました。



夫も実家の母も、さすがに連絡のない娘に、

そういう人、と言っていました。

夫は俺も娘にもう何も思わないと。



元々娘はASDがとても強く、

社会で生活するのは難しいだろうと思っていました。



出て行かれた時も、

多分生活に困れば帰って来るだろうなと思っていました。

今もそう思っています。

そういう子なので。

そしてそうなれば、家から出ないでしょう、多分。



だから引きこもりで悩んでいるお母さんのブログを読んでいます。

私に無関係な事ではないから。



血が繋がっていても、

子供を平気で殴る親がいて、

親を警察にストーキングされていると、

平気で嘘を言う子供もいます。



私の娘はASDであり、

過去の記憶を忘れずに、ずっと記憶出来る能力があります。

記憶が薄れないという事は、

過去にされた嫌な事を、一生覚えていると言う事です。


私が今も父にされた事を、鮮明に全て覚えていたら、父を許せていなかったでしょう。

日にち薬という言葉がありますが、

娘にはそういう事が出来ません。



ピアノの楽譜は色で見えるし、

両手で逆さまに絵も描けます。

八個の事を同時に出来るし、

物凄い精巧な作品を作る事が出来ます。



でも部屋は片付けられないし、

色んな感覚が過敏で、

水が苦手でお風呂に入れず、

歯磨きもしない。

とても臭くて汚いけれど、

おしゃれは大好きでした。



時々トー横にいるホームレスの娘と同年代の女の子を見ると、いたたまれない気持ちになります。

皆親がいるのです。

どんな気持ちだろうかと、胸が痛みます。



酷い親から逃げて来た子もいるでしょうが、

多くがホストやコンカフェにのめり込んで、

路上で生活しています。



一瞬、娘に似た子が映ると、

もしかして、そう思う気持ちは、

当事者にしかわからないと思います。



人の娘と孤独死を連想させるような、

そういうコメントは、悪気がなくても辛いものです。



ご自分の娘さんはご自宅にいて、

お帰りと言ってくれる。

そんな幸せな環境で、

私に娘さんにああしてはこうしてはと言われても、お返事に困ります。



そして、同じ境遇の方が、

やはり同じ想いをされていて、

とても辛いと。

なのでブロックさせていただきました。



別に誰もかれもが気に入らないとか、

そんな事は思っていませんが、

もしその人の娘さんが、

家を出て行方不明だったら、

怖くて孤独死なんて言葉、

軽はずみに出て来ないと思いました。



どう思うのも自由ですが、

私も含めて、誰かのコメント欄での言葉には、

気をつけたいなと思いました。



私の娘はとても可愛い子で、

それは今も変わりません。



でも、娘が私達の命をどうでも良いと思っているのなら、

そう思っていなくても、そう思われる行動を取るのなら、

私達はいつまでも娘の事で苦しむよりも、

いないものとして生きていこうと決めたのでした。



もうアラサーになる娘です。

私に出来る事はありません。



娘を愛した沢山の人達が、

ゆっくりこの世からいなくなろうとしています。



それでも、娘には関係のない事であって、

足りなかった事だけをいつまでも覚えていて、

ずっと怒ったままです。



私をストーカーと思い込んでいるのも、

娘のASDの気質の一つで、

思い込みからの妄想がとても強い子でした。



学生の頃はそれでトラブルも多く、

学校にしょっちゅう私が行っては、

対処していました。



娘の記憶の中では、

親や親族の気に入らない所、

不満だった所だけがピックアップされて、

何度も怒り、繰り返すうちに、

恐ろしい母親が、家の周りを彷徨いていると、

思ったのだろうなと、そう理解しています。



娘のガラス玉のような感情のない目を見るたびに、ちゃんと大人になれるだろうかと、

ずっと心配でした。



もう私の手からは離れて行きました。

私は母親から私に戻って、

これから厳しい老いるという人生と、

向き合わなければなりません。



また娘の事は思い出しては書くと思いますが、

フィクションだと思ってくだされば幸いです。



以前、誰もおまえのブログなんて興味ないよ、

作家気取りか、

というようなメッセージをいただいた事もありましたが、

一人でも読んでくださってる人がいる以上、

たかがブログであってもされどブログだと思っています。



以前コメント欄に、

私のブログを読むと、

鬱でも生きてていいと思えると、

書いてくださった方がいらして、

私は思わず泣いてしまったのですが、

なんて嬉しいコメントだろうと、

そう思ったのです。



私のブログは吐き出しの為のブログなので、

読んでいて不快な方もいらっしゃると思います。

不快に思われるという事は、

それだけ読まれている方が、前向きな方なのだと思っています。



夫にあまりにも辛いと言いすぎて、

夫を苦しませていたのをなんとかしたくて始めたブログです。

これからも好きに吐き出して行きます。



長文になりましたが、

最後まで読んでくださりありがとうございました。