今回の年末年始はめまい感が酷く、

ずっと吐いていた。


坐薬がうまく使えず、吐き気止めも効かず、

めまい感が猛烈に強く、

そんな日が数日続いてから地震が来た。



トイレから出たらめまいで動けない。

慌てて洗面台につかまり、

めまいが治るのを待った。



そのうち洗面台のガラス窓がガタガタ揺れて、

これめまいじゃなくて地震かよと驚いた。



あまりの揺れに恐怖で手が震えた。



息子が本棚に潰されるのではと思い、

必死に息子の名前を呼んだ。



そんな元旦だった。



私はとにかく年末年始に体調を崩す。

イライラして昔の事を思い出して、

思い出し怒りもする。



一昨年の12月からブログを読み返してみると、

やはり年末年始は体調を崩しており、

主に夫のせいだと気づいた。



夫と会話をする時間が増えるほど、

夫はご機嫌になり、私は疲弊して行く。



息子と買い出しに行っても、

会話でイライラはあまりしない。



まあ夫に話すような事は息子に言わないので、

比べようは無いのだが、

とにかく夫の返答はいつも的外れで、

行動も自分勝手で非常に疲れる。



本人は悪気がなく、

むしろ妻と一緒にコタツで好きな動画を見て、

あれが飲みたいこれが食べたいと言っては、

昼寝をするのが最高に幸せのようだ。



一日中掃除機を持ち歩き、

いつどんな時も掃除機を好きにかける。



その度私はニュースが聞こえず、

ドラマは中断、

吐き気で泣いてても偏頭痛で詰んでいても、

構わずかける。



何か話すと、それは違う、時間の無駄、

みかんは間違っている を連呼する。



もう喧嘩しても疲れるので、

あっそうと無視すると、



なんか冷たい!なんで!なんで!



と、非常にうるさい。



私は私。

否定するなら話さない。



強めに言うとすぐに謝るが、

また同じ事の繰り返しだ。



そして夫の親族に会う日が近づいて来て、

私はめまいを出して吐くのだった。



よっぽど嫌なのだろう。



まあどこのご夫婦も、

年末年始は忙しいだろう。



夫はいないと寂しいのだが、いると煩わしい。



もうちょっと人の話が聞けないものかと思うが、

それはやっぱり出来ないようだ。



相変わらず根性論を展開し、

みかんは考え方がなっていないなどと言い、

そもそも〜と顎を上にして良い気分になり出したので、



ストップ!うるせえ!

それ以上言うならあっち行け!



と言ったら、本当に悲しい顔で、



みかんはわがままだ。



と、低い声で言う。



あっそ、根性足りないのでは?

妻とうまくやれないなんて、

あんたが悪い。

あんたが間違ってる。



そもそも〜




ほら、嫌な気持ちになったでしょうと言うと、

悪かったと言う夫。



一秒後には忘れてしまうのだが、

そういう人なので仕方がないのだ。



うわああああああああああ



と叫びたくなるのだが、

もうそんな気力もないのだった。



とにかく嬉しそうな夫。

妻が好きで好きで犬ならウレションするくらい、

嬉しそうな夫。



やっぱりASD風味の特性なのかと思う。

正直夫の愛情は、小さな子供のような愛情に感じる。大人の男性が妻に向ける愛情とは、

随分と違うように思う。



そんなに好きなら私の話を聞けば良いのに、

それは出来ないのだった。



好きだ好きだと言いながら、

休みの間中趣味に没頭し、

家に帰らない。



私はいない方が楽で好きにしてもらっている。

夫は束縛されるのが大嫌いなのだった。



正直、もし浮気をしていたら、

カンで何かが見えると思うので、

あまり気にはしていない。

昔怪しいと思う時が一度あったが、

それはまた今度書きたいと思う。



そんなトンチンカンな夫だが、

もうすぐ連休も終わる。



復旧作業等であちこち助っ人に出ていて、

そう言う所は偉いなと思う。



とにかく長くいると気が病む。

次はお盆休みまで連休はない。



また一人に戻るが、ゆっくりしようと思う。



来年はもう少し元気な元旦になると良いのだが、

先は見えず、気持ちは暗い。



いつも気持ちが不安定な時に、

フォロワーさんからコメントをいただき、

心から感謝している。



正直昨年は、足に力が入らない日が増えて、

絶望する日が多く、

生きることにとても疲れていた。



歩ける日が増える事もなく、

自分が良くなっているのか、

悪化しているのかがわからなかった。



加えて偏頭痛と猛烈な吐き気で、

私は未来に絶望していて、

その合間に楽で良いねだのと人に言われ、

心がちぎれそうだった。




自分だけが辛いわけではないと、

ブログを書いていると気づかせてもらえる。

私にメッセージをくれる人にも、

感謝の気持ちでいっぱいだった。



正月早々息子の洗濯機ティッシュ爆弾に被弾し、

体が辛くてまだ掃除機もかけられず、

夫は二階の掃除はなぜかしない。



とにかく年末年始はいい幕開けとは言えなかった。



今年は体に合わせながら、人と自分を比べず、

目の前の幸せに感謝し、

新しいことにもチャレンジしたい。



したいだけでやるとは言っていないが、

そんな事を思う年明けだった。



そして。



明けましておめでとうございます。

私も皆様も、良い一年になりますように。



病気と過ごす日々に、ぬくもりをくださり、

皆様に心から感謝致します。