今朝、悪夢を見て4時半に起きた。



ふらふらで一旦起きて、

夫の朝ごはんの用意だけしてもう一度横になった。



気づいたら夫は出勤していていなかった。

朝ごはんは食べてくれたようだった。



今朝見た悪夢は、

文字にするとさほどではないが、

とても怖かったので書いておこうと思う。



10代の少年がどこか公的な施設の裏手で、

友人とタバコを吸っている。



そこに年配の女性がやって来て、

少年院に行く事が決まったから、

手続きをするからついて来なさいと言う。



しかしその少年の中身は中年の今の私で、

え?え?と、私は驚いている。



私は年配の女性の後について、

事務所のような所に行き、



少年院には6年入る事になる。

その間に成人するから途中から刑務所に行く事になる。

辛いとは思うが更生して欲しい。



そう言われて書類を渡される。



え、私何したの?何にもしてないのに。

っていうかなんで少年の中身が私なの?

この男の子誰?



ていうかここどこ?



説明しようとするも声が出ない。



少年院ってどこ?

中身おばさんなのになんで??

誰か助けてーーー!



と、心の中で叫んでいたら、

手を伸ばしたまま起きた。



しばらく夢と現実の識別が出来ず、

え、私少年院行くんだっけ?

でもここ家のリビングだし。。

って私金髪の背の高い少年じゃない。。



あれ?もしかして夢?



という感じで、結構怖かった。



文字にするとなんて事のない話だが、

とても怖かった。



そこで思い出したのだが、

私はある場所に良く散歩に行った記憶があった。



そこは私の自宅からだと徒歩で片道一時間はかかる。



私はしょっちゅうそこに散歩に行っていた。

散歩という距離ではない気がするが。



犬を飼っている家があり、

そこを曲がると玄関に階段のある家。

その隣は古い民家で、紫陽花が見事だ。



帰りは川沿いを歩いて帰る。



時々中年のサラリーマンらしき二人組と、

必ずすれ違う。



二人とも何も喋らず通り過ぎる。




と、今朝その記憶を思い出し、

その頃私は2年近く寝たきりで、

徒歩でそんなに遠くまで、

歩けるはずがなかった。



川沿いの道は家に続く道ではないし、

なぜ平日の昼間に過疎地の川沿いに、

スーツの男が二人も行き止まりに向かって歩いているのか。



そして私はその行き止まりから歩いて、

男性二人とすれ違っている。



私は一体どこから来たのか。



あの道良く散歩したなあ、

そう思っていたのだが、

冷静に思い出すと、おかしな事ばかりだ。



男性二人はぼやけていたし、

その道は道路から川に向かって降りないと辿り着けない。



私は良くその川沿いの道を、

歩いて家まで帰った記憶があるが、

その道は左は大きな橋の支柱があり、

反対は通路が終わり、薮と川しかない。



私のこの散歩の記憶は一体なんだったのだろう。

病気が見せた幻か。




今度夫を誘ってその散歩道に車で行ってみようと思ったが、もう場所がわからない。



川沿いの道は覚えているし、

歩けるようになってから散歩をしたが、

やはり左右は行き止まりで、

記憶だけがあるだけだった。



記憶とは曖昧なものだと今朝思った。



そんなどうでも良い、夢の話。