朝のうちに夫の好きなおかずを買って、好きな煮物も作っておいた。

 

リビングで寝起きしている私には夫の帰りが遅いと

体調が悪くても早く眠れない

 

 

電話して遅くなるのか聞くが出てこない

 

 

諦めて寝ようと思うと電話が。

 

 

そこから仕事の愚痴を言い出して、私が思う返事を返さなかった事に怒りだし

 

家に着いて一人でコンビニに行ってしまった

 

 

私は食事の用意がしてあるとメールで伝え

少ないお小遣いでお弁当を買わせるのは申し訳ないと思い

 

帰宅後それを伝えると

 

 

もうのり弁買ったからと食べ始める

 

 

せっかくだからサラダだけでもと言いかけると

 

 

突然立ち上がって

 

 

黙って飯くらい食わせろと大声で怒鳴り

 

 

弁当を部屋に投げ捨て

 

 

廊下に口の中の食べ物を吹き出して

 

 

飯も食わせねえのかともう一度言い

 

 

そのまま出て行ってしまった

 

 

 

私は朝夫が喜ぶと思い手に取った

海鮮サラダを買っていた自分を思い出し

 

 

こんな目に遭うのならさっさと寝ておけば

良かったなとか

 

 

専業主婦なんて所詮こんなもので

イラついてわめいても

どこにもどうせ行けないだろうと

思われているんだろうと思う

そしてその通り。逃げ場などない

 

 

 

昨日まで毎晩腕の上がらない夫の着替えを手伝い

布団をかぶると腕に痛みが走るというので

毎晩寝室に行って布団をかけてあげていた。

 

 

このような行為は飯粒を吹き飛ばす事で

私の元に戻って来たようだ。

 

 

病気になるまでは私も働いていて

でも専業主婦の今と比べても夫は特に変わらない

 

 

明日の夜には夫も反省するのかもしれない

 

 

でももう私は夫を待たない

 

 

今回の事もドアの事みたいに

いずれ忘れてしまうだろう

 

 

私の存在価値はどんどん下がって当たり前になり

病気で歩けないから何をしても大丈夫だと思われるのだろう。

 

 

かと言って外に一歩でも出れば

学歴のない職歴のない過疎地のおばさんが

今と同じ暮らしが出来る事は一生ないだろう

 

 

夫のこの飯粒など大した事ではない

そう思えるほど世間でおばさんが働くというのは

大変な事なのだと知っている

 

 

だから私はこのブログを書いたら

この汚いものを片付けて

夫の好きなおかずをテーブルに置くだろう

 

 

それは家族の為に働いてお金を稼いでくれている事を心から感謝しているからであり

病気で家で寝ていても一切責めない夫への

感謝があるからだ

 

 

働くという事は

本当に大変な事なのだ

 

 

自分が当時働いていたから

夫の今日の態度も理解できる

 

 

今はちょっと泣いてしまったが

こんな事はさほどの事ではない

 

 

本当に嫌になったら

それでも出ては行かないだろう

 

 

彼が私を養い好きに生活させてくれるのならば

私も嫁という仕事をするだけだ

 

 

別に大した事ではない

 

 

証拠の写真は沢山撮ったので

また担当医に報告してカルテに書いてもらう

一応私にも武器がないとやられっぱなしで

一生を終えるつもりはない

 

 

さあ片付けようか まだ時間はある