福岡の夜。

久しぶりの夜のお出かけ。


カフェで開催されたのは

「詩のLive」

朗読会なら聞いたことあるけれど

ライブって初めて聞いたなぁ。


きっかけは本屋さんで手に取った

「鬼は逃げる」という詩集。

(節分が近かったので

節分の関連本かと勘違いしました)




詩人ウチダゴウさんの詩のLive

〜九州ツアー〜


詩から詩へ

詩の中へ

たゆたうままに

そのままに


意味を与ることなく

注釈をつけることなく

たゆたうままに

そのままに


詩人の声は重低音

身体は楽器で

人の耳に心地よく、よく響く


ガラス窓に映るライトをみつめ

その向こう

暗く静まる街中の家々にともる灯りをみつめ

たゆたうままに

そのままに


花の香りがふっと鼻をかすめ

ゆっくりとカフェの椅子に着地した。



詩を楽しむってことを

長らく忘れていたことを知りました。

13歳くらいの自分が

おーい、おーいと手を振って

あなたは詩や言葉からイメージすることを

それはもうとても楽しんでいたし

好きだったんだよと伝えてくれました。


確かに詩のLiveの説明って難しい。

ライブにいってみて

初めて

味わいのわかるもの。


定期的な詩のLiveのある長野っていいなぁと

行って見たい憧れの土地が増えました。


その夜のライブで

心惹かれた詩を連れて

秋田県の男鹿半島へも行きたいなぁ。