前回の続きです。
入塾依頼ず~と低飛行だった算数のグノレブの点数が初めて上昇した話を書いています。
思い出すだけで、私自身が自分に対して色々な反省がありますが、まず入塾時の最初のテストで点数が悪かった時に私は息子の前で露骨に落ち込んだ顔をしてしまいました。それは、自分自身がまだ中学受験の厳しさ、グノーブルのレベルの高さに気が付いていなかったためです![]()
息子は、親が落ち込んでいる姿を見て、自分も落ち込んだでしょう。しかし、これは本当に息子の人柄によるのですが、
息子はどこか飄々としているのです。
前回書いた通り、国語に関してはプライドを持っていますが、本来マイペースな性格。他人と比較して優越感を持ったり
劣等感を持ったりする事はありません。人の事はあまり気になりません。
そして、「中学受験」に関しても、人生全て注いで頑張る
みたいなメラメラした様子は一度も見た事がなくて、、、
「まあ、次にリベンジすればいいんでしょ」みたいな落ち込んだ瞬間に気持ちが切り替わっているようなところがあります。
そう、とにかく気持ちの切り替えが早く、自己肯定感も高いまま下がらないという特技があります![]()
ですので、自信があるグノレブの算数の点数が散々だったとしても、意外にも次の日から普通に勉強に取り組めます。
グノーブルの塾長の方も
「とにかく継続する事が何よりも大切なのです。」と仰っていましたが、なかなかモチベーションを高く保ちながら
勉強を進めるのも大変です。でも、息子はもともとモチベーションが高くないので、何があってもいつもと変わらずに
淡々と日々の学習を進める事が出来たのかもしれません。
テストの結果に一喜一憂したのは、親である私達夫婦の方です。
「せっかくあんなに勉強したし、理解も相当していたのに、一体どうして点数が取れないんだろう?
こんなに続けても結果出ないなら、いつ結果が出てくれるんだろう
」
夫と何度こんな感想を話し合ったか分かりません。(もちろん息子のいないところで)
だから、今回の事から息子に学ばなければいけないのです![]()
そんなに思い悩まずに、日々やるべきこ事をやり続ける。卑屈になる必要もないし、自分を卑下する必要もない。
継続していく中で、例えテストの点数に繋がらなくても、その成長を自分で感じられている
から大丈夫だと自分を信じられ続ける。
素晴らしい事だと思います
本当に素晴らしい![]()
10歳の息子が教えてくれているのは私達が生きる上での教訓なのかもしれません。
続く