前回の続きです。
私が「中学受験の勉強はきっと一生モノ」だと思う理由を書いています。
現在、大学生の家庭教師の先生は当たり前のように教えてくれます。
「あのね、受験では同じ問題なんて絶対に出ないの。だから問題の解法を覚えたって意味無いんだよ。
どうして、こうなるのか。知っている知識をどうやって使って問題を解くのか。常に頭を使って考えないといけないんだよ。」
数年前に中学受験を終えている大学生にとっての勉強の常識なんだと思います。
私が、学生時代によくやってしまったこと
「理解できなければ、とりあえず丸暗記しておく。テストまで覚えていたら後は忘れてOK」
これとは正反対です。
私が大人になっても頭が良い人(夫とか)を見ていて感じるのは、
昔勉強した内容を概ね忘れていたとしても、基本的な考え方、本質的な理解をしているので、その場で考えて
答えが出せる。
つまり、応用力で対応している
ということです。
更には、グノーブルの問題は、自分で考える力のスピードも求められていると感じます。
つまり、所謂「頭の回転の速度」です。
「頭の回転の速度が速い」と聞くと、私は元々の素質があったからだと思っていました。
もちろん、それもあると思います。でも、息子を見ていると、訓練をする事でそのスピードを上げる事が
出来るということが分かりました。
勉強もある意味でスポーツと一緒、鍛えれば伸びていくのですね
これは、周りの人と比べて勝るとか劣るとか関係ありません。テストの点数がすぐに伸びるとか、クラスが
上がるとか、そういう話でもありません。
本人の中で確実に成長している。過去の自分を超える自分になっている。
まあ、息子本人が自覚しているといは分かりませんが、親から見ていたら気が付けるのです。
大人になっていく中で、常に自分の頭で考える癖が付いている。脳みそを動かす訓練をしている。
以上が分かった事で、中学受験のゴールは志望校への合格だ
という前に、中学受験へ向けて日々取り組んでいることは、これからの人生においてきっと本人の役に立ってくれると
確信しています
続く、、、