前回の最後に、私は
「確かに無理やり勉強を強いてしまっている部分もある。でも、勉強する事は息子の血肉になっていて、決して今後の無駄にはならない。可哀想という気持ちはどこかへ飛んで行った」
こんな気持ちである事を書きました。
振り返ってみて自分自身を俯瞰してみると、入塾して1年数か月、私の気持ちも上がったり、下がったりを繰り返し、長い目で見てようやく
右肩上がりになっていたというような、決して安定的に上昇していた訳ではないことがわかります
やはり、塾のまずは勉強量と難易度に驚き、家庭学習の負担に驚き、息子の睡眠時間を削らなければいけない事に不安を覚えて、あまりに過酷な中学受験の現状に文句を言いたいような気持になっていました
そして、決して自ら進んで自発的に取り組んでいるのではなくて、このような環境に身を置くことになったからある意味仕方がないと割り切って勉強している息子を見て、「本当にここまで勉強漬けにする必要があるのか」
こんな自問自答を何度も繰り返してきました。
それの積み重ねが今であり、積み重ねが1年以上経って振り返ってみて初めて、冒頭の感想が言えているのです。
この自信の根拠こそが、息子自身が明らかに1年前と変わっているからです。
これも、日々の中では変化に気が付きません
やっぱり、何とか無理やりにでも毎日の課題をこなしているだけ
なんです。
でも、1年前と比べてものすごい力を付けています。
理科も社会も知識がついただけではありません。暗記して増やした知識ももちろん膨大です。
でも、他にもその知識が合わさった思考力が付いたり、計算スピードが速くなったり(頭の回転が
相当早くなっています)、とても1年前からは想像がつかないほどの視野を広げています。
続く、、、