前回の続きです。
あっという間の10年。きっと子育て出来る期間というのはそれほど長くはないのかも
しれません。そんな事を薄々気が付いている自分がいます。
今の一番の関心事は中学受験。でも、誰の関心事なの?と聞かれると正直私達夫婦での関心事
であり、息子自身はまだまだ何が何やら分からぬまま、促されるままに勉強している側面もあると
思います
本当に息子にとって楽しい事は、映画を見たり、本を読んだり、漫画を読んだりして、その世界に
どっぷりとハマること。口を開けば、「あのアニメの主人公は実は、○○で、最後のやられ方は○○で。。。」
っと、楽しそうに聞かせてくれます。
つまり、勉強してテストで良い成績が取れるのは嬉しいけれど、それが全てでは無い
むしろ、
休憩時間(いや、むしろ本人にとってはその時間こそがメイン)に見る、エンターテインメントがこそが楽しみで、自分が好きな作品を見つけたり、それを考察したり、想像して深める事が、息子日々の活力なのかもしれません。
テストの点は気になるけれど、良い点取れたら嬉しいし、取れなかったら残念。以上
行きたい中学校は、まだ本人の中で全くイメージは付いていなそうです。
私は息子を入塾させてから、
「まだ10歳なのだから、勉強ばかりさせては可哀そう。好きな事にもっと時間を使わせてあげた方がよいのでは。」
こんな自問自答を去年から何度も繰り返してきました。
でも、1年間を振り返って思うことは、
「確かに無理やり勉強を強いてしまっている部分もある。でも、勉強する事は息子の血肉になっていて、決して今後の無駄にはならない。可哀想という気持ちはどこかへ飛んで行った」
こういう考え方に、私自身は確信を持って変化してきています。
続く、、、