ご訪問いただき、ありがとうございます。
3人の子どものうち、一番末っ子は
大学4年生。
来年からは社会人として、都内の会社で働く予定。
「こんなに実家にゆっくりできる夏も
今年で最後やなぁ」なんて言いながら、
8月20日に大学のある地域へ戻っていきました。
次女とワンコは大の仲良し。
次女がいる間はべったりくっついて離れません。
次女がいなくなってしまったら、
どんなに寂しがるかと心配になり、
家のカメラで様子を見てみると・・・・
はい、爆睡中(笑)。
心配して損したわ。
ってか、おっぴろげ~すぎるやろ~
えー、さてさて。
今日は「腎臓のはたらき」のうち、
血圧の調整について、少しまとめてみようと
思います。
慢性腎臓病保存期の患者は、
「食事療法」なしで治療はありません。
この食事療法、まず言われるのが
減塩!!
腎臓病=減塩と言ってもいいくらい、
とにもかくにも、
何が何でも、
必死のパッチで(←え?言わない?)
絶対に気を付けないといけない、
減塩、つまりは、
ナトリウム過剰摂取による高血圧を
絶対に防ぐ必要があるのです。
食事療法は医師によっても
考えにばらつきがありますが、
たんぱく質制限は言わなくても、
絶対に減塩は指示があるはずです。
なぜそこまで、腎臓にとって
血圧の調整が重要なのか。
理由は、
「高血圧は腎機能低下の原因にも結果にもなるから」
腎臓本来の働きとして、「血圧の調整」がありますが、
腎臓病の悪化因子としても高血圧があります。
腎臓本来のはたらきとしての「血圧調整」は
①ナトリウムを水とともに尿に排出するので、
腎機能が低下すると、水分の貯留がおこり、
血圧が上昇する
②腎臓には血圧を調節する物質を分泌する組織があり、
腎機能が低下すると、調節がうまくいかなくなり、
血圧が上昇する
よって、
腎機能低下→血圧の上昇→
→腎臓内の糸球体高血圧→
→糸球体が障害され、さらに腎機能低下→
→さらに血圧の上昇→・・・
このように、高血圧を放置すると、
高血圧⇔腎機能低下の負のループが
ぐるぐるぐるぐると
繰り返されることになるのです。
では、私達患者はどうすればいいのでしょうか。
まずは、血圧を測定して、自分の血圧を知りましょう。
そして、減塩の食事をとり、高血圧を予防しましょう。
さらには、血圧の薬は腎保護の作用を期待して処方
されているものも多いので、医師の指示を守り、
内服を忘れないようにしましょう。
ではでは。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。