ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

平日は夫婦共働きなので、

家でひとりお留守番のワンコ。

週末は家族がのんびりしてるので、

ワンコもとてもご機嫌音譜です照れ

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

 

健診などで、「腎臓の数値が悪いので、

専門医を受診してください」と言われたら、

あなたなら、診療科は何科を受診しますか?

 

これには、いろいろな考え方があり、一概には

言えないのですが。。。。。

 

たとえば、尿検査で「血尿」を指摘された場合は、

腎臓内科または泌尿器科、両方の病気が予想できます。

どちらかがいいのかは判断が難しいです。

しかし、「血尿+蛋白尿」がある場合は、

腎臓内科の受診をお勧めします。

 

 

実は私も、このケース(血尿+蛋白尿)でした。

ある年の夏頃、両足の異常なむくみが気になり、

かかりつけ医を受診。

検尿で「血尿+蛋白尿」を指摘され、かつ、

血圧が160mmhgと高く、

「大学病院を紹介しましょうか?」と提案されました。

 

しかし、実は私は数年来、毎年健診で血尿を指摘され、

再検査で「陰性」となることを繰り返していたので、

「またか」と深刻に考えませんでした。

(実はすでにIgA腎症の症状がでていたのですね)

 

そして、「3か月後に人間ドックがあるので、

その時も同じ状況だったら、考えます」と

かかりつけ医に答えたのでした。

 

予定通り、3か月後、人間ドック受診。

ドックを受けた病院は、

私が住んでいる地域では一番大きい総合病院で、

泌尿器科があり、透析もしている病院です。

「また検尿でひっかかったら、診察してもらえるから

安心」と思っていました。

結果、人間ドックでは、蛋白尿が3(+)、

血尿もありました。

ドック最後の内科医の総合診察では、

「大学病院の腎臓内科を受診してください」と言われました。

 

私は、「大学病院なんて、大げさな。

待ち時間長いし、仕事休まなあかんし、嫌やな」と感じて、

「こちらの病院で、継続して診察していただけませんか?」と

尋ねました。

そしたら、私の軽~い態度を見抜いたのか、

急にその医師の口調が変わって、

「ウチの病院では、あなたの病気は治療できないんです!。

 なるべく早く、大学病院を受診してください!!」と、

びっくりするくらい、厳しく言われてしまったのです。

 

呆気にとられて、診察室をでたあと、

「なんて高慢な医者なんだろう。

 あんな言い方、しなくてもいいのに。」と

腹が立ったくらいです。

 

でも、今思うと、ほんとうに感謝ですね。

あれくらい言われないと、もっとのんびりと考えて、

受診が遅れて、手遅れになっていたかもしれません。

 

 

では、腎臓内科と泌尿器科の診療分野は

どう違うのでしょうか?

イメージ的には、
腎臓本体やその周辺にダメージがあり、
腎生検の検査で確定診断して、内服治療などで
腎機能の維持を図るのが腎臓内科、
腎臓結石の破砕を含む外科的処置
透析導入のためのシャント作成、腎臓がんの手術
などが泌尿器科 という感じでしょうか。
(もちろん、腎臓以外にも泌尿器科が専門とする
臓器が当然あります。)
 
わかりにくい場合は、やはり、かかりつけ医に
よく相談されるのが最善だと思います。
 
 
 
 
ちょっと余談になりますが、
医療機関(小さなクリニックから、大病院まで)は
診療科は、麻酔科を除いて、特に規制なく標榜(看板に掲げる)
できることはご存じですか?
例えば、「○○小児科・内科・皮膚科」みたいに、
専門は「小児科」でも、「内科や皮膚科も診察しますよ~」
という感じです。
 
だから、医療機関の診療科目に、
「呼吸器内科、循環器内科、腎臓内科」みたいに、
標榜しているところがあっても、
もしかしたら、腎臓の専門医ではない可能性もあります。
 
お近くの腎臓内科専門医は、
日本腎臓学会ホームページで検索できます。

 

 

よかったら、参考にしてください。

 

 

長くなってしまいましたね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

ではでは。