腎臓病の食事療法で、

まず取り組むべきは、

主食を低たんぱくの治療食にすること

 

医師の指示で、

低たんぱくの食事療法を

実行するには、

筋肉や血液を造るのに

必要な栄養素を摂るために、

主食のたんぱく質を抑えることにより

その分良質なたんぱく質を摂ることが

できるのです。

 

食事療法を始めたばかりの頃、

できれば、近くのスーパーなどで

食材を調達したいと思っていました。

それが長く続けるコツだと考えたからです。

   

約8年前の私のブログです。

医師からは

「塩分5g、たんぱく質45g」を目標に

食事療法の指示がでていました。

 

写真がめちゃくちゃ雑ですみません汗うさぎ

 

見ずらいのですが

「6枚切りの食パン1枚あたり

 熱量   189kcal

 たんぱく質  4.7g

  食塩相当量 0.14g 」

 

この頃は、「いいもの見つけた!」と

本当に思ってました食パン

塩分低いし、たんぱく質も一般の食パンと

比べて低い。

主治医からも

「たんぱく質はあまり気にしなくていいよ。

大事なのは塩分制限!」と言われてた

こともあり、塩分中心に考えていたことが

よくわかる内容です。

 

確かに塩分制限は腎臓を保護するために

非常に重要なことです。

実際いろいろな食品は塩分相当量を

表示することが当たり前のようになってます。

だから、ある意味、塩分制限は管理しやすい

とも言えます。

 

ではたんぱく質はどうでしょう。

通常の6枚切の食パンはたんぱく質5.6g

この減塩食パンでは4.7g

1日のたんぱく質制限は医師の指示

によるので個人差がありますが、

もし1日あたり30gの制限なら、

すでに 約1/6 のたんぱく質を

この食パンで摂ってしまいます。

この頃の私は、たんぱく質も単純に

足し算で計算し、1日45gにしていました。

「良質のたんぱく質」などあまり考えずに、

数字合わせができれば、腎臓が守れると

信じていたのです。

そして、どんどん貧血が進んでいきました。

 

食事療法の事例では、

たんぱく質30gの制限がある場合、

主食は1日で2gのたんぱく質に抑えることが

目安になっています。

ここでのたんぱく質を抑えることにより

血や筋肉を造る良質のたんぱく質を

とることができるのです。

 

残念ながら、腎臓病食に合った、

低たんぱくのパンやお米などは

一般的なお店では、手に入らないようです。

私はこの考えに至るまでに

結構時間がかかりました。

そして、自己流の食事療法で

いっぱい失敗をしました。

過去のブログを振り返ると

恥ずかしい間違いも残してますが、

その間違いも必要なことだったと

自分を許すことにしています。

 

過去のブログだけを見ると

最近の内容とつじつまが合わないと

思われる方もいるかもしれません。

また、振り返りの記事も少しづつ

書いていこうと思います。