●6日目
ダンジョンのようなホテルは、宿泊費が安いのとチューリッヒ空港まで送迎バスが出ているという点で姉がチョイスしてくれたものでした。
お部屋の中はいたって普通、きれい。
周りにはお店がないので、隣のホテル本館で朝食をとるかすぐに空港に向かってしまうかの二択で、空港へ。
送迎バスを探してうろうろ。
結局ホテル(本館)エントランスの真ん前につけてくれました。
チューリッヒ空港は日本から着いたときにWi-Fi問題のせいで見て回ったりできなかったので、お昼の搭乗まで時間をゆっくり使えるのが嬉しい(^^)
まずは朝食を、ということでレストランやカフェを一通り見て、色々なメニューからそれぞれ好きなものを選べるフードコートにしました(^∇^)
わたしはキウイのジュースとクロワッサンとサラダにしようと思ったのですが、サラダはお昼のメニューで買えなかったので先のふたつだけに。
店員さんは東南アジア系の女性で、「日本人ですか?私は日本の男性がかっこよくて好きなの。日本では朝から野菜を食べるの?それはとてもいいことね。他にはどんなものを食べるの?」と気さくに話しかけてくれて、「ん〜…ライス?サーモン?ナットウ…?」と何故か半信半疑な答えをするわたし(笑)
一般的に和食の人が多いのかなと思ってそんな答えをしましたが、わたしは違うので。
「わたしはパンやヨーグルトを食べます」とかなんとか言ってるうちに姉も戻ってきて、食べたかったアジア料理のお店のフォーも昼からだった、ということでわたしと同じお店でカフェオレだけ頼むことに。
わたしが席で待っていると、姉は何やらトレーにたくさん載せてきました。
聞くと、「日本人が大好きだからサービス(^^)」ということで、姉と私にそれぞれカフェオレと甘いクロワッサンをカフェオレ1杯分の値段でくださったということでした。
頂いちゃったもの。
なんだそのサービス∑(゚Д゚)
と、びっくり嬉しく、きっと商品の残りと売り上げの整合性のチェックはされないであの方の懐も痛まないのだろうね、と話すわたしたち。
親切にしてもらったので何かお返しがしたいと思ったところ、飴を持っていることを思い出しました。
「サンキューフォーユアカインドネス!ジャパニーズドロップ、ウメテイスト」と言ってお渡ししました。
この飴、実はわたしも優しい方に頂いたのです☆
それはスイスへ発つ前の成田空港で。
姉との待ち合わせに先に着いたわたしはお腹が空き売店に入りました。
そのお店の店員さんはご年配の女性でしたが「どちらへ行かれるの?スイス?あら、いいわねぇ(^^)ちょっと待って、おばちゃんが飴あげるから!」と言って売り場からこの飴を取ってジャキッと袋を開けてくれたのでした。
「あら大玉よ!きっといいことがあるわね(^^)♪」と。
そのことを姉に話すと学生に見えたんじゃない?と言っていましたが、なんにせよとってもいい方で(#^.^#)
なので、お裾分け☆
ウメテイストが伝わったかは怪しいですが、また優しくして頂きました。
朝食後は、空港内のスーパーマーケットでお土産の大袋のチョコレートなどのお買い物をしました。
だんなさんの好物のピスタチオ、パッケージが可愛い塩、シリアルらしきもの、スイス〜なエコバッグ。
外国のスーパーってなんでこんなに楽しいんだろうって思う反面、油断するとクラクラする(笑)
そして、お腹に余裕のあった姉はフォーが食べられる時間になったらやっぱ食べる、と言ってまたごはん。
予想外にでかいフォーでした。
搭乗まで4時間以上あったはずが気づけばあっという間で、ゲートに着いたのはけっこうギリギリでした。
帰りの飛行機ではニョッキを食べ。
10月8日の朝8時過ぎ、無事成田空港に到着、帰国を致しました(^O^)
今回の旅、姉の工夫のおかげでだいぶ費用が抑えられました。
1番はやはりホテルのグレード。
去年行った北欧旅行では5つ星クラスの利便性&サービス抜群のホテルへ連泊しましたが、今回は最高でも4つ星(それも1泊)で、後はフロントがないビジネスホテル風だったりダンジョンだったり(笑)
航空券も、この時期でこんな値段?という安いものを見つけてくれました。
完全なる個人旅行の良さと旅行会社のフリープランを利用する良さの両方を知ったので、次またお友だちと北欧旅行に行く際にはより良い選択ができそうだなぁと思いました♪
今回の旅行中、だんなさんは去年と違って比較的仕事が落ち着いていて、半休取って家族に会ったり猫とゆっくり過ごす時間もあったようなので、それを聞いてとっても安心したわたし(^^)
おうちのことも猫のお世話のことも、なにもかも全部感謝致します(´∀`)
これにてスイス旅行記は終了しますが、番外編で一眼レフで撮った写真なんかも載せたいなぁと考えています☆