●5日目
そのときは知らなかったのですが、帰りの飛行機の中でおやつにも出た、スイスで有名なアイスでした。
観光最終日のこの日は、ツェルマットからチューリッヒに戻る予定でした。
早めに起きて、一番乗りで朝食ビュッフェを食べにレストランへ。
誰もいないから写真撮り放題〜☆
並んでるお料理以外にも、卵料理は何種類かの中から選んだものを席まで運んでくれるシステムで、超絶美味なオムレツも食べました♪
ここでは姉がやらかしてました。
トースターがあったのでポイッとクロワッサンを入れたようですが、焼いてない食パン用に強い火力の設定になっており、わたしが焦げ臭いのに気づいて焦げてるよと言ったそばから火災報知器が鳴り始めました(^_^;)
バタバタとスタッフやシェフが集まり、トースターを見てこれが原因ねと言って機械を止めたり中庭へのドアを開けて換気したり慌ただしい雰囲気。
そんな中でも姉はあまり気にしていない様子で朝食選びを続行していたので、さすがに謝った方がいいよと声を掛けるように促しました。
スタッフさんの方がイッツオーケーイッツオーケーと困り顔の低姿勢で、わたしは申し訳なく思いました。
全く気にしていないわけではないだろうけど、わたしだったら半日はへこむだろうなと思い、この根の明るさが姉のいいところなんだろう(笑)
他の宿泊客の方々はゆっくりで、換気も済んで落ち着いた頃に来始めたから、それだけは良かったです(´ω`)
朝食を終えた後に、中庭に出ました。
朝早く、くもりのこの日、外は冷えた空気が漂っていました。
わたしは着込んでおり寒くなかったので、記念にカウチに寝転んでいる写真を撮って〜と姉に言いポーズをとりました。
照れて半笑いで。
そしたら通りかかった欧米の年配の女性に「早く中に入りなさい、風邪引くわよ!」と、母親みたいに言われてしまいました(笑)
へへ(*´∀`)
学生の悪ノリみたいに見えたのかな?
寒くなかったんだけどな。
そして、素敵なホテルをチェックアウトして駅に送ってもらい、ツェルマットからチューリッヒへ戻りました。
予備日的にフリーな日だったので、ガイドブックに載ってた国立博物館に行ってみることにしました。
ハイジの特別展が開催中とネットで見たので、それもあって(^^)
おぉ、ハイジ(゚∀゚)
歴史ある建物。
チケットカウンターで一人千円ほどだったので安いなと思い、特別展のハイジも見られますか?と聞きました。
係の人は、「もちろん!ハイジだけじゃなくて全館見られますよ。日本からですか?ジブリはアメージングで僕も大好きです!」というようなことを言ってくれました。
この、ジブリという発音がとっても独特だったのだけど、どう言っていたかイマイチ思い出せないのが悔しい。
入ったらわりかしすぐにハイジ展のエリアを見つけました。
が。
ん〜?
ハイジの顔、ちょっと変…?
と思ったら福笑いみたいにパーツが分かれてて、真正面からだけがあのハイジでした。
ずれると、こわい。
何故こうしたのかな。
国立博物館だけあって様々な展示があったのですが、スイスの歴史が学べるエリアがなんか良かったです。
写真もフラッシュなしならOK。
外国はけっこうそうですよね。
日本が厳しいだけで。
学芸員さんかわからないけどスタッフの方々は談笑したりゆるい感じで、手を近づけすぎるとブザーが鳴る展示品がブーブーいってても誰も気にもしていませんでした。
日本だったら絶対誰か飛んできて注意受けるやつね。
迫力がある。
これは大きい絵画の前にあった機械で、人をタッチすると学者、とか解説が表示されておもしろかった。
ミュージアムショップは楽しみにしていたのですが、どこもかしこも情報量が多くて明るくてカラフルでふたりともなんだか疲れてきてしまったので、ベンチで少し休憩しました。
特に何も買わず、博物館を後に。
川沿いを散歩がてら歩いて、事前に調べていたラクレットが食べられるお店に向かいました。
くもってますなぁ。
着いたお店はここ。
ほーう?という顔。
思ったよりザ・観光客向けという感じのざわざわした雰囲気でしたが、味は美味しかったです☆
でかい瓶のサラダはドレッシングかけて振ってこのまま食べてって。
この日に泊まる予定のホテルはチューリッヒ中央駅から電車で何駅か移動する必要があったので、早めに向かう。
と、降りたった駅は高速道路が走ってて周りに何もないような場所でした。
お店もなく、日が落ちたら真っ暗になる場所。
雨も降り出してきたので、これは早く行かんとと急ぎました。
写真を撮る余裕もなく。
迷うことなく着くには着いたのですが、ちょっと変わったホテルでチェックインには少し時間がかかりました。
というのもマンションの最上階だけホテルなもので、手続きは隣の建物、全館がホテルのフロントまで行かなくちゃいけなくて。
わたしは荷物番でマンション前で待ってて、姉がチェックインをしに隣に行きました。
一人で待つのは少し心細いものの、ホテルのスタッフらしき人が何回か通りかかり、そのうちの一人が声をかけてくれたりしたので安心しました。
そして無事姉が戻り鍵をゲットしたのですが入り口やエレベーターなどは集合住宅のものだからやり方がわからなかったりして、間違えて地下の暗い倉庫なんかに行ってしまったり、ダンジョンだ!と言い合いました。
ま、そんなこんなで部屋に着き(^^)
ラクレットを食べたからお腹は空いてなかったけど、なんかいいものがあるかもしれないともう一度隣のホテルまで行ってみたら、美味しそうなアイスが売られていたので買いました。
というか、モーベンピックという有名なアイスクリームメーカーが運営するホテル、だったようです。
アイスが先だったか(^◇^)
さ、いよいよ翌日は日本へ帰る日だ〜


















