●5日目
ベリー類はなかなか見つからなかったのですが、何粒かは頂きました。
前日小雨が降ったので、森歩きの日の天候を気にしていました。
今回の旅では10年前にわたしが一人旅をした際に利用した北欧専門の旅行会社さんにまたお願いして、ホテルや航空券の予約をしてもらいました。
それ以外にもオプションで依頼していたのが森に行くときのガイドさんと、タンペレという街に日帰り旅行する際の電車のチケット。
これらの2日に関しては日にちがずらせません。
ヘルシンキ滞在の何日かはいいとして、森歩きの日は悪天候でないといいなぁと思っていたら、朝、気持ちの良い青空が!
ラッキーでした(=´∀`)
朝ごはんを食べ準備して、ガイドさんと待ち合わせの場所、ロビーに向かいました。
ちなみにフィンランドもスウェーデンも、わたしたちの泊まったホテルの朝食ビュッフェの内容と味はどちらもあまり変わらず。
このホテルではヨーグルトが何種類かあってそれぞれに○%と書かれた札があったから、わからなかったのですが脂肪分かな?とか思いました。
森までは中央駅から電車で30分、エスポーという駅で降りて、そこからタクシーで20分くらい。
ガイドさんは日本語対応とだけ聞いていたのでどちらのお国の方か知らなかったのですが、日本の方でした(^^)
少し年下の言葉がとても丁寧な方で、すぐに好感が持てました。
森といってもフィンランドの人は休みの日にふらっと行くようなきちんと整備された場所だし、ガイドを付けるかは正直考えたわたしたち。
自分たちで調べたり人に聞いたり困ったことがあっても努力してなんとかするのは旅の醍醐味ですが、森は安心して楽しみたいとの思いからお願いすることにしました。
これは大正解!
森の植物についても詳しく教えてもらえたし、それ以外のことも気になっていたことをどんどん聞いて解決できました。
炭酸水と普通の水の見分け方や、免税手続きについてなど。
本当にありがたかったです。
日本だと炭酸水ってそんなにだと思いますが、北欧ではガス入りガスなし同じくらいの種類が売っています。
表記もいろいろなので、法則をみつけることが難しく。
ガイドさんいわく、やはりそうなので、一番はペットボトルを軽く押してみるのが良いと。
ガス入りは硬いボトルでへこまない、ガスなしはへこむ。
一生忘れません(´-`)
移動中にいろいろお話して、森の散策コース入口に着くと、今日周る場所の説明をしてくれました。
その案内図の前で記念写真。
ヌークシオ国立公園というところ。
あ、ふたりそろっての写真を撮ってもらえたこともガイドさんをお願いして良かったことです(^.^)
さぁ、出発〜
ガイドさんいわく、今年の気候ではベリーが不作でキノコが豊作とのこと。
歩いていると、あちこちにキノコを見つけました。
もちろん食べませんが、これは大丈夫これは毒、かじられているのは虫が食べたから、と教えてくださる。
北欧には「自然享受権」という法制度があり、この中の4つの権利がすべての人に認められています。
通行権、滞在権、自然環境利用権、果実採取権。
私有地であっても自然環境ならば誰でも通ってよくて、テントも張ってよくて、釣りとかヨットとか遊んでいいし、ベリーやキノコを食べていい。
森はみんなのものという考えが古くからあるのですね…( ˘ω˘ )
ベリー類はなかなか見つからなかったのですが、何粒かは頂きました。
リンゴンベリーは酸っぱかったです。
ビルベリーは甘め。
お天気が良かったので写真も楽しく撮りながら歩きました♪
一緒に紅茶も頂いて、風を感じて、とても気持ちが良い時間。
風は強かったですが。
おかげで虫もあまり見ず。
最後3つ目の湖が、最大の目的でもあった『かもめ食堂』のロケ地ー(゚∀゚)
映画には出てきませんが、ポスターが撮影された場所です。
さすがにさすがにとてもきれい!
で、ガイドさんはもちろん『かもめ食堂』のポスターのアングルもご存知で、てきぱきと立ち位置を教えてくださり撮ってくださいました。
おぉー(*゚▽゚*)
すっごくいい思い出になりました!
この写真を撮ってもらえるのとそうでないのはえらい違い。
ガイドさんを頼んで天気もたまたま良くて、本当に良かったです。
たーくさん楽しみましたが中央駅に戻ったのが午後1時くらいだったので、その後はマリメッコのアウトレットに行くことにしました。
地下鉄で10分くらい。
わたしもマリメッコ好きですが、お友だちは買いたいものがあったみたいでじっくり選んでいました。
なんていうんですかね。
森林浴のあとにマリメッコ。
対照的だけどどちらも好きで、それを一日でっていうのが濃い。
わたしは端切れの布を買いました。